Windchill Index Search 用の手順の実行と Windchill PartsLink
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以下の手順はアップグレードに適用されますが、アップデートの実行時に同じ手順を適用できます。
Windchill 11.1 F000 からアップデートする場合は、「Windchill 11.1 F000 からのアップデート」のセクションを参照してください。
ソースリリースでインデックシングされたオブジェクトは、ターゲットシステム上で再インデックシングする必要があります。このセクションでは、Windchill Index Searchライブラリに属するオブジェクトを再インデックシングする方法について説明します。
ターゲットシステムのインストールセクションの手順に従ってターゲットシステムをインストールしたときに、Windchill Index Search クライアントおよびサーバーがインストールされている必要があります。
リハーサルアップグレードを実行するごとにバルクインデックスツールを実行すると、本番アップグレード中に Windchill Index Searchの再インデックシングのパフォーマンスが大きく向上します。
このプロセスの概要を次に示します。
1. 最初のリハーサルアップグレードの後に、バルクインデックスツールを実行します。
2. IndexStatus テーブルがエクスポートされ、保存されます。
3. 以降の各リハーサルアップグレード後に、次の手順が実行されます。
a. アップグレードしたデータベースに IndexStatus テーブルがインポートされます。
b. バルクインデックスツールが実行されます。
c. IndexStatus テーブルがエクスポートされ、保存されます。
4. 本番アップグレード後に、次の手順が実行されます。
a. アップグレードしたデータベースに IndexStatus テーブルがインポートされます。
b. バルクインデックスツールが実行されます。
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このプロセスは必須ではありません。アップグレードされた本番サーバーのみでバルクインデックスツールを実行するようにも選択できますが、このプロセスにより最終的なバルクインデックシングに必要な時間を短縮できます。インデックスサーチ機能の有効性は、バルクインデックシングに必要な時間に依存します。
最初のリハーサルアップグレードの手順
最初のリハーサルアップグレードで、次の手順を完了します。
1. 本番システムのスナップショットでリハーサルアップグレードを完了した後、スナップショットが作成された日付を記録します (たとえば、BIT_START_DATE)。
2. Windchill「ポリシー管理」ユーティリティでインデックシングポリシー規則の中に設定されたコレクション名が、Solr データフォルダ内のものと同じであることを確認します (両方が "wblib" であることが必要)。
以下の手順を実行します。
a. サイト管理者として Windchill にログインします。
b. 「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「ポリシー管理」 に移動します。
c. インデックシングポリシーを定義する適切なルート (/) ドメインのドメイン名をクリックします。
d. 「インデックシング規則」タブに移動し、既存の規則を編集します。
e. 「選択したコレクション」ウィンドウから既存のコレクションを除去し、インデックシングポリシーに応じて「使用可能なコレクション」から必要なコレクションを追加します。複数のコレクション (コア) の設定については、Windchill Customization Guide を参照してください。
3. バルクインデックスツールを実行します。以下のステップを実行することによって実現します。
a. Windchill ソリューションを起動します。
b. Windchill シェルを開きます。
c. windchill wt.index.BulkIndexTool を実行します。
d. バルクインデックスツールにログインします。
e. オブジェクトのバルクインデックシングリストを削除します。
f. バルクインデックシングプロセスを開始します。
Windchill Index Search またはバルクインデックスツールのインストールについては、Windchill Installation and Configuration Guide を参照してください。
4. IndexStatus テーブルをリハーサル Windchill ターゲットデータベースからエクスポートして保存します。このテーブルには、必要な再インデックシング情報がすべて含まれています。
5. wblib に関連するインデックスデータフォルダをコピーし、保存します。
データディレクトリパスについては、Index Search Server の wt.index.server.datadir プロパティの値を参照してください。
2 回目以降のリハーサルアップグレードの手順
2 回目以降のリハーサルアップグレードで、次の手順を完了します。
1. 本番システムのスナップショットでリハーサルアップグレードを完了した後、スナップショットが作成された日付を記録します (たとえば、BIT_START_DATE)。
2. Windchill「ポリシー管理」ユーティリティでインデックシングポリシー規則の中に設定されたコレクション名が、Solr データフォルダ内のものと同じであることを確認します (両方が "wblib" であることが必要)。
以下の手順を実行します。
a. サイト管理者として Windchill にログインします。
b. 「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「ポリシー管理」 に移動します。
c. インデックシングポリシーを定義する適切なルート (/) ドメインのドメイン名をクリックします。
d. 「インデックシング規則」タブに移動し、既存の規則を編集します。
e. 「選択したコレクション」ウィンドウから既存のコレクションを除去し、インデックシングポリシーに応じて「使用可能なコレクション」から必要なコレクションを追加します。複数のコレクション (コア) の設定については、Windchill Customization Guide を参照してください。
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ポリシー規則に変更がある場合は、それまでのリハーサルのインデックスデータを使用できません。
3. 現在のリハーサル中に、前のリハーサルのインデックスデータフォルダをコピーして、適切な場所に貼り付けます。
a. Windchill を中止します。
b. 設定されているコレクションのとおりに、インデックスデータディレクトリをコピーします。
データディレクトリパスについては、Index Search Server の wt.index.server.datadir プロパティの値を参照してください。
c. 現在のリハーサルサーバーのファイルシステムに、ディレクトリを貼り付けます。
4. IndexStatus テーブルを、アップグレードしたリハーサル Windchill ターゲットデータベースにインポートします。
5. 次の SQL コマンドを実行します。
update IndexStatus set modifyStampA2='BIT_START_DATE', createStampA2='BIT_START_DATE'; commit;
ここで、BIT_START_DATE は、バルクインデックスツールを実行した最新リハーサルのスナップショットの日付です。
6. バルクインデックスツールを実行して、本番システムのスナップショットの作成以降に修正されたデータを取得し、アップグレードしたリハーサルシステムを再インデックシングします。以下のステップを実行することによって実現します。
a. Windchill ソリューションを起動します。
b. Windchill シェルを開きます。
c. windchill wt.index.BulkIndexTool を実行します。
d. バルクインデックスツールにログインします。
e. オブジェクトのバルクインデックシングリストを削除します。
f. バルクインデックシングプロセスを開始します。
Windchill Index Search またはバルクインデックスツールのインストールについては、Windchill Installation and Configuration Guide を参照してください。
7. IndexStatus テーブルを、アップグレードしたリハーサル Windchill ターゲットデータベースからエクスポートして保存します。このテーブルには、必要な再インデックシング情報がすべて含まれています。
8. wblib に関連するインデックスデータフォルダをコピーし、保存します。
データディレクトリパスについては、Index Search Server の wt.index.server.datadir プロパティの値を参照してください。
本番アップグレードの手順
本番アップグレードで、次の手順を実行します。
1. Windchill「ポリシー管理」ユーティリティでインデックシングポリシー規則の中に設定されたコレクション名が、Solr データフォルダ内のものと同じであることを確認します (両方が "wblib" であることが必要)。
以下の手順を実行します。
a. サイト管理者として Windchill にログインします。
b. 「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「ポリシー管理」 に移動します。
c. インデックシングポリシーを定義する適切なドメインルートのドメイン名をクリックします。
d. 「インデックシング規則」タブに移動し、既存の規則を編集します。
e. 「選択したコレクション」ウィンドウから既存のコレクションを除去し、インデックシングポリシーに応じて「使用可能なコレクション」から必要なコレクションを追加します。複数のコレクション (コア) の設定については、Windchill Customization Guide を参照してください。
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ポリシー規則に変更がある場合は、それまでのリハーサルのインデックスデータを使用できません。
2. 現在の本番アップグレード中に、前のリハーサルのインデックスデータフォルダをコピーして、適切な場所に貼り付けます。
a. Windchill を停止します。
b. 設定されているコレクションのとおりに、インデックスデータディレクトリをコピーします。
データディレクトリパスについては、Index Search Server の wt.index.server.datadir プロパティの値を参照してください。
c. 現在のサーバーのファイルシステムに、ディレクトリを貼り付けます。
3. IndexStatus テーブルを、アップグレードした本番 Windchill ターゲットデータベースにインポートします。
4. 次の SQL コマンドを実行します。
update IndexStatus set modifyStampA2='BIT_START_DATE', createStampA2='BIT_START_DATE'; commit;
ここで、BIT_START_DATE は、バルクインデックスツールを実行した最新リハーサルのスナップショットの日付です。
5. バルクインデックスツールを実行して、本番システムのスナップショットの作成以降に修正されたデータを取得し、アップグレードした本番システムを再インデックシングします。以下のステップを実行することによって実現します。
a. Windchill ソリューションを起動します。
b. Windchill シェルを開きます。
c. windchill wt.index.BulkIndexTool を実行します。
d. バルクインデックスツールにログインします。
e. オブジェクトのバルクインデックシングリストを削除します。
f. バルクインデックシングプロセスを開始します。
Windchill Index Search またはバルクインデックスツールのインストールについては、Windchill Installation and Configuration Guide を参照してください。
Windchill PartsLink と分類構造
ユーティリティを実行し、本番システムのスナップショットの作成以降に修正されたデータを取得することによって、アップグレードした本番システム上で分類構造を再インデックシングします。
windchill com.ptc.windchill.csm.struct.UpdateClassificationStructure -u adminUsername -p adminPassword -v
Windchill 11.1 F000 からのアップデート
Windchill Index Search サーバーおよびクライアントをインストールして設定する方法については、Windchill インデックスサーチのインストールおよびWindchill Index Search のインストール後の設定を参照してください。
Windchill からアップデートするとき、Windchill Index Search クライアントの以下のプロパティを wt.properties で設定する必要があります。
wt.index.enableIndexSearchHighAvailability
wt.index.solrHost (インデックスサーチサーバーがスタンドアロンモードでインストールされている場合にのみ設定)
wt.index.solrPort (インデックスサーチサーバーがスタンドアロンモードでインストールされている場合にのみ設定)
wt.index.zookeeperHosts (インデックスサーチを高可用性/クラウドモードで使用している場合にのみ設定)
wt.index.indexingLanguage
wt.index.indexingLanguageList
wt.index.solrEffectiveUid
wt.auth.trustedHosts
以下のプロパティは codebase/WEB-INF/conf/index.solrAuth.properties で設定されています。
wt.index.solrAdminUser
wt.index.solrAdminPassword
これらのプロパティの詳細については、Windchill サーチのプロパティを参照してください。
アップデート操作によって Windchill から Solr Web アプリケーションが除去されるため、以下のファイルが除去されていることを確認します。
Windows:
<Windchill>/Apache/app-Windchill-Solr.properties
<Windchill>/Apache/app-Windchill-Solr-AuthProvider.xml
<Windchill>/Apache/app-Windchill-Solr-AuthRes.xml
Unix:
<Windchill>/HTTPServer/app-Windchill-Solr.properties
<Windchill>/HTTPServer/app-Windchill-Solr-AuthProvider.xml
<Windchill>/HTTPServer/app-Windchill-Solr-AuthRes.xml
これらのファイルがまだある場合は、次のスクリプトを実行して、Windchill から Solr Web アプリケーションをアンインストールします。
1. Windchill シェルを開きます。
2. 以下のいずれかの場所に移動します。
Windows:
<Windchill>/Apache
Unix:
<Windchill>/HTTPServer
3. 次のコマンドを実行します。
ant -f webAppConfig.xml uninstallWebApp -DappToUninstall=<Solr Web アプリケーション名>
次に例を示します。
ant -f webAppConfig.xml uninstallWebApp -DappToUninstall=Windchill-Solr
次のファイルが除去されていることも確認する必要があります。
<Windchill>/tomcat/conf/Catalina/localhost/Windchill-Solr.xml
これがまだある場合は、そのバックアップを作成してから削除します。
Windchill 11.1 F000 以降からのアップデート
Windchill PSI で Windchill ロードポイントの外側にあるインストールをアップデートするには一定の制限があります。後続のアップデートオペレーションでは、Windchill Index Search サーバーの新規インストールを実行する必要があります。Windchill Index Search サーバーおよびクライアントをインストールして設定する方法については、Windchill インデックスサーチのインストールおよびWindchill Index Search のインストール後の設定を参照してください。
このプロセスの一部として、古いインストールを手動で削除またはアーカイブする必要があります。また、以前のインストールのコンフィギュレーションを新しいインストールに手動でコピーすることもできます。
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これは、すべての Solr サーバーインストールに当てはまります。たとえば、Solr クラウドコンフィギュレーション (Solr クラスタ設定) を使用している場合は、すべての Solr および Zookeeper の新規インストールを実行する必要があります。
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