ESI - 関連用語
アプリケーションプログラミングインタフェース (API)
ほかのプログラムによって呼び出される関数の集合。API は、ソフトウェアシステム内の共通して利用できるサービスにアクセスする標準的な方法です。
JMS (Java Message Service)
TIBCO など、メッセージ志向 EAI ソフトウェアコンポーネントに対するインタフェースのセットの標準規格。この規格は、Sun Microsystems, Inc. により公開されました。
XML (eXtensible Markup Language)
階層データを表すフォーマットの規格。この規格は、World Wide Web Consortium により公開されました。
SOAP (Simple Object Access Protocol)
非集中化された分散型の環境において情報を交換するための、軽量化された XML ベースのプロトコル。SOAP 1.1 の規格は、W3C により公開されました。
SOAP RPC (SOAP Remote Procedure Call)
SOAP フォーマットの情報のリクエストと、そのリクエストに対する SOAP フォーマットの応答の組み合わせ。SOAP RPC の詳細については、SOAP 1.1 規格を参照してください。
アーキテクチャ
ソフトウェアシステムを構成するエレメント (モジュール、コンポーネント、サブシステムなど) の記述。アーキテクチャには、エレメント間の関係とエレメント間のインタフェースが含まれます。
アダプタ
「アダプタ」とは、「ソフトウェアモジュールまたはシステムで別のモジュールやシステムのサービスの使用を可能にするソフトウェア」を意味します。
コンポーネント
システム操作に必要なもの。ハードウェア、オペレーティングシステム、アプリケーション、データベースなどのエレメント。サポート用ユーティリティ、オペレーティングシステムの必要なサービス、およびコンフィギュレーションファイル/リポジトリも含まれます。
連産品部品
Windchill MPMLink で定義されている部品構造内のプレースホルダーオブジェクト。これは、一緒に生産される構造内の部品を表します。
配布エンジン
あるソフトウェアシステムと別のソフトウェアシステムの間でデータを移動するために連携して動作するコンポーネントのセット。
Info*Engine アダプタ
Info*Engine のサービスを使用するアダプタ。多くの場合、Info*Engine アダプタは、PTC の Java Adapter Development Kit を使用して作成されています。Info*Engine アダプタは Webject 形式のリクエストを受け取ります。
論理アーキテクチャ
ソフトウェアシステムを構成するソフトウェアプロセスの定義。論理アーキテクチャにより、1 つ以上の物理アーキテクチャが動作します。
物理アーキテクチャ
ソフトウェアシステムを構成するコンピュータ、周辺機器、およびネットワーク接続の定義。
システムアーキテクチャ (アプリケーションアーキテクチャ)
ソフトウェアシステムのサービスを提供するために協調して動作するソフトウェアコンポーネントの定義。アプリケーションアーキテクチャは、システムにおいて論理アーキテクチャのプロセスがどのように使用されるかを定義します。
Windchill アダプタ (WTAdapter)
Windchill のオブジェクトに対し、アクセスおよび更新を行う Info*Engine アダプタ。
Enterprise Systems Integration
2 つのエンタープライズシステム間で情報を仲介する機能。現在のリリースでは、Enterprise Systems Integration は PDM システムを ERP システムなどのその他のエンタープライズシステムに接続します。
代替部品
Windchill においては、あらゆる製品構造で使用されている部品を形状、適合、機能の観点で置き換える部品。この置換は Windchill の実装に対してグローバルです。
アセンブリ部品
Windchill における、ほかの部品、つまり製品構造を含むことができる部品。
BOM (部品表)
アセンブリの作成に使用されるコンポーネントを示す ERP 構造。
コンポーネント部品
Windchill における、ほかの部品を含むことができない部品。
コンフィギュレーション
システムインテグレーターによって実行される、Windchill の標準機能を有効にする手順。基準として、システムインテグレーターは "クイックスタート" の時間枠でこのアクティビティを実行できる必要があります。一般的に、この手順を実行するために高度なプログラミングスキルは必要ありません。
カスタム属性
カスタム属性は、Windchill オブジェクトに追加される属性です。これらを追加するには、Windchill オブジェクトモデルを修正するか、Windchill オブジェクトに IBA を追加するか、Windchill オブジェクトにソフトタイプを追加します。
カスタマイズ
カスタマイズ担当者によって実行される、Windchill の標準機能を拡張する手順。一般に、Java プログラミングスキル (または同等のその他の技術スキル) を必要とし、"クイックスタート" の時間枠よりも多くの時間とリソースを必要とします。
EAI (Enterprise Application Integration)
エンタープライズソフトウェアアプリケーションの統合に関連するツール、技術、企業、リソースを含むトピックまたは分野。EAI では以下の処理が行われます。
メッセージおよびデータの宛先の決定
宛先に適したフォーマットへのデータのマッピング
宛先にメッセージを送信するサービス (アダプタ) の提供
宛先へのメッセージの確実な送信
送信に対する宛先の応答のレポート
ERP (Enterprise Resource Planning)
製造アクティビティを計画および追跡するソフトウェア。
getter メソッド
Windchill オブジェクトには属性を定義できます。多くの場合、属性のコンテンツは Java メソッドを介してほかのオブジェクトが使用できます。通常、そのようなメソッドの名前は "get..." で始まります (たとえば、getNumber() は番号属性のコンテンツを返します)。Windchill コード生成ツールには、モデル化属性用の getter メソッドを生成するオプションが用意されています。Windchill の開発者とカスタマイズ担当者は getter メソッドを追加できます。
ローカル属性
オブジェクトに含まれている属性はローカル属性です。オブジェクトの属性は、ほかのオブジェクトである場合があります。
マルチレベル部品表
Windchill における、1 つ以上のアセンブリが含まれているアセンブリ。
非ローカル属性
オブジェクトがコンテインメント以外の方法 (計算など) によって別のオブジェクトにアクセスする場合、そのオブジェクトは非ローカル属性です。含まれているオブジェクトの属性も非ローカルです。つまり、あるオブジェクトから別のオブジェクトに移動して値を取得する必要がある場合、取得する属性は非ローカルです。
選択規則
ERP Connector によってリリースされるオブジェクトタイプを決定します。また、リリースされるオブジェクトの属性も決定します。
ソースシステム
Enterprise Systems Integration においては、ソースシステムとはデータの送信元のシステムを指します。Enterprise Systems Integration の場合、ソースシステムは Windchill PDM です。
代用部品
Windchill においては、ある特定の製品構造で使用されている部品を形状、適合、機能の観点で置き換える部品。
レコードシステム
多くの場合、データエレメントはシステム間で共有されます。これらの複数のシステムによってデータが作成および修正されることがあります。データを修正できるのが 1 つのシステムのみの場合、そのシステムがデータのレコードシステムとなります。
ターゲットシステム
Enterprise Systems Integration においては、ターゲットシステムとはデータを受信するシステムを指します。
次に例を示します。
SAP のインスタンスとプラント (部品、ドキュメント、アセンブリ、エンジニアリング変更オーダーなど、製品のデータを受信する場合)。
配布ターゲット
製品データのパブリッシング先 (ERP システムなど)。ERP Connector のコンテキストでは、これはファイル、FTP サーバー、電子メールアドレス、またはその他の宛先です。
トランザクション
発注処理などの典型的な分散型システムトランザクション。データベース管理システムにおけるコミット機能およびロールバック機能を意味しません。
アトミックトランザクション - ほかのトランザクションにさらに分割できない、1 つのリクエストが含まれているトランザクション。
モレキュラトランザクション - 1 つの単位として処理する必要があるアトミックトランザクションのグループ。
複合トランザクション - その他のトランザクションの複雑な集合体。アトミックトランザクションやモレキュラトランザクションで構成されます。
Windchill コア
製品構造、変更プロセス、Info*Engine ワークフローなどの PDM 機能は、EAI を介して外部システムと情報を交換するための通信手段です。
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