配布ターゲットの割当決定クラス
配布ターゲットの割当は、明示的または暗黙的に決定できます。明示的な割当は永続化された関係であり、ESITargetAssignmentLink オブジェクトによって管理されます。暗黙的な割当は、ほかのオブジェクトの永続化された関係から推測される関係です。
ERP Connector は、ESITargetFinder オブジェクトを使用した複数の割当決定方法をサポートしています。ERP Connector では、どの Windchill インスタンスでも一度に 1 つの方法だけがサポートされます。com.ptc.windchill.esi.tgt.ESITargetFinder インタフェースを実装する Java クラスを記述することによって方法が実装されます。ESITargetUtility は ESITargetFinderFactory から適切な ESITargetFinder を取得します。ESITargetFinderFactory は Windchill ESI プリファレンスから実装クラスの名前を取得します。
ESITargetFinderFactory
1 つの static メソッド newESITargetFinder(object : Persistable, utility : ESITargetUtility) : ESITargetFinder を提供します。このメソッドは Windchill ESI プリファレンスから実装クラスの名前を取得します。実装クラスが ESITargetFinderImpl のサブクラスである場合、このメソッドはファインダーに対して setBase() と setUtility() を呼び出してからファインダーを返します。
ESITargetFinderImpl
これは既成の配布ターゲットファインダーの抽象基本クラスです。これはクラス wt.fc.Persistable の base という名前の属性を持ちます。このクラスには ESITargetUtility インスタンスとの関連付けもあります。
ESISimplePartTargetFinder
このクラスは明示的割当を実装します。すべての作業を ESITargetUtility クラスに委任します。このクラスで使用可能な属性とメソッドの詳細については、Windchill リリース関連の Java ドキュメンテーションを参照してください。
ESIRootInheritTargetFinder
このクラスは 1 つの形式の暗黙的割当を実装します。配布ターゲットの明示的な割当がないオブジェクトは、基本オブジェクトと同じ配布ターゲットに割り当てられるものと見なされます。このクラスで使用可能な属性とメソッドの詳細については、Windchill リリース関連の Java ドキュメンテーションを参照してください。