クラス
以下は変更通知をパブリッシングする Windchill ESI サービスのクラスです。
ERP コネクタの変更通知リリースのサポート
上の図は、変更通知のパブリッシングプロセスに使用される抽象クラスと具象クラスを示しています。ERP Connector のすべてのリリースアクティビティでは、リリースに含まれるオブジェクトのセットを表す応答を構築するための抽象メカニズムを提供する、抽象クラス BasicESIRenderer が使用されます。
変更通知のパブリッシング用に、ESIWTChangeOrder2RendererESIECNHeaderRenderer の 2 つのレンダラーがあります。どちらのクラスも BasicESIRenderer を拡張し、各レンダリングタスクに固有の引数を持つ setData() メソッドを追加しています。すべての Windchill ESI レンダラーがこのパターンに従います。
BasicESIRenderer
これはインタフェース ESIRenderer を実装する抽象クラスであり、ESIWTChangeOrder2Renderer と ESIECNHeaderRenderer の両方によって拡張されます。BasicESIRenderer の詳細については、クラスのセクションを参照してください。
ESIWTChangeOrder2Renderer
ESIWTChangeOrder2Renderer クラスは、抽象クラス BasicESIRenderer の既成の拡張です。ESIWTChangeOrder2Renderer クラスは、応答内に変更通知ヘッダーを構築するために ESIECNHeaderRenderer クラスを利用します。ERP コネクタの変更通知リリースのサポートの図に示すように、変更オーダーに変更対象オブジェクトとしてリストされている部品ごとに、このクラスはその部品がアセンブリ (BOM) であるか個別の部品であるかを判別し、それぞれ ESIBOMRenderer または ESIWTPartRenderer, に委任します。変更オーダーに変更対象オブジェクトとしてリストされている WTDocument (または CAD ドキュメント) ごとに、このクラスはレンダリングタスクを ESIDocumentsRenderer (または ESIEPMDocumentRenderer) インスタンスに委任します。変更オーダーに変更対象オブジェクトとしてリストされているプロセス計画またはリソース (ツーリング、加工材料、技能など) ごとに、このクラスはレンダリングタスクを ESIProcessPlanRenderer または ESIResourceRenderer インスタンスにそれぞれ委任します。
このクラスは拡張の対象です。このクラスには、サブクラスが使用できるいくつかの属性があります。各属性には protected getter メソッドがあります。属性の値は setData() メソッドによって設定されるので、これらの属性に setter メソッドはありません。
このクラスで使用可能な属性とメソッドの詳細については、Windchill リリース関連の Java ドキュメンテーションを参照してください。
ESIECNHeaderRenderer
このクラスは変更通知ヘッダーの生成を管理します。これは抽象クラス BasicESIRenderer のデフォルトの拡張です。
このクラスは拡張の対象です。このクラスには、サブクラスが使用できるいくつかの属性があります。各属性には protected getter メソッドがあります。属性の値は setData() メソッドによって設定されるので、これらの属性に setter メソッドはありません。
このクラスで使用可能な属性とメソッドの詳細については、Windchill リリース関連の Java ドキュメンテーションを参照してください。
ESIChangeOrgFinder
このクラスは、変更通知オブジェクトの配布ターゲットのコレクションを取得するメソッドを提供します。このクラスはカスタマイズ担当者による拡張の対象ではありません。カスタマイズ担当者が使用できます。
このクラスで使用可能な属性とメソッドの詳細については、Windchill リリース関連の Java ドキュメンテーションを参照してください。
ESIRendererFactory
このクラスは、ESI レンダラーをインスタンス化するための共通ファクトリとして機能します。
このクラスで使用可能な属性とメソッドの詳細については、Windchill リリース関連の Java ドキュメンテーションを参照してください。
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