ERP コネクタ配布ターゲットの拡張
バックグラウンド
ERP Connector は、以下のタイプの配布ターゲット (宛先) を既成で提供します。
• File
• FTP
• 電子メール
上記のタイプは、ESITarget のいくつかのソフト拡張 (それぞれ ESIFileTarget、ESIFTPTarget、ESIEmailTarget) によって表されます。クラス ESITarget、その属性とメソッドの詳細については、「配布ターゲットのクラス」のセクションを参照してください。
ERP Connector は、ESIResponseGenerator API を使用して ESI 応答を生成し、いくつかの Info*Engine タスクを使用して必要な宛先に応答を送信します。詳細については、「ESIResponseGenerator」および「ESIResponseSender」のセクションを参照してください。
ERP Connector では次のカスタマイズメカニズムが提供されています。
配布ターゲットのカスタム拡張
「タイプおよび属性の管理」 UI を使用して、新しい宛先を表す ESITarget (またはいずれかのデフォルト拡張) のソフト拡張を作成できます。新しいタイプのターゲットをビジネスオブジェクトに関連付けてリリースすることで、製品データを新しい宛先に送信できます。
応答を送信するための Info*Engine タスク
ERP Connector は、いくつかの Info*Engine タスクを使用して、Windchill ESI 応答を表す XML ドキュメントを各種配布ターゲット (電子メール、FTP、ファイルなど) に送信します。デフォルトの動作を変更するために、カスタム Info*Engine タスクを記述し、デフォルトの配布ターゲット (または新しい配布ターゲット) の taskURI 属性を適宜修正できます。
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「ERP コネクタのカスタマイズの例」のセクションの例を参照してください。
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手順
手順の概要を以下に示します。
1. 「タイプおよび属性の管理」 UI を使用して、ESITarget (または使用可能な拡張のいずれか) の新規ソフト拡張を作成します。必要に応じて新しいタイプに属性を追加します。
2. ステップ (1) で作成したソフト拡張によって表される宛先に応答 XML ドキュメントを送信する新規 I*E タスクを作成します。これを行うには、カスタム I*E Webject (viz.、EXT タイプの Webject) を作成する必要がある場合があります。詳細については、Windchill Adapter Guide、Info*Engine User's Guide および Windchill Info*Engine Administration and Implementation Guide を参照してください。
3. Windchill インストールの tasks フォルダ内の適切な場所にタスクをコピーします。
4. 「新規配布ターゲット」 UI を使用して、ステップ (1) で作成したタイプのインスタンスを作成します。ステップ (2) で作成したタスクを指すように配布ターゲットの taskURI 属性を設定します。
5. ステップ (4) で作成した配布ターゲットを部品などのビジネスオブジェクトに関連付けてリリースします。
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詳細については、「ERP Connector のカスタマイズの例」のセクションで示されている例を参照してください。
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