TIBCO BW2.x から BW5.x へのカスタマイズの移行
1. BW2.x から BW5.x にカスタマイズを移行するには、TIBCO から提供されている tib_ae5_features_migration.pdf を参照してください。このガイドにリストされている手順に従うこともできます。
2. 以下のテーブルに、サンプルエラーと推奨される解決策のリストを示します。
サンプルエラーと推奨される解決策:
Sr.No
エラー/警告メッセージ
カテゴリ
推奨される解決策
1
Subject Validation Failed: The subject '%%Domain%%.%%Deployment%%.adorapps.MasterConfiguration.EnggChangeOrder.%%ESIORA Datasource%%' contains illegal characters.
ADB エラー
TIBCO は "." で終了する件名をサポートしていないようです。この場合、件名の最後の部分はグローバル変数 %%ESIORADatasource%% でした。その値が空白だったので、検証エラーが発生しました。
そこに何かの値が含まれていると良いかもしれません。値が空白の場合、展開コンフィギュレーションファイルにグローバル変数は生成されません。展開時に、管理者を介してこのグローバル変数を変更できます。
2
AEADB-800006: Warning: This adapter version does not support the connection retry feature.The values configured in the Run-time Connection tab will be ignored.
ADB 警告
このエラーは、Designer が古いバージョンの AESchema 4.0 を参照している場合に主に発生します。
「Active Database Adapter Configuration」に移動し、「Configuration」タブで「Change Version」ボタンをクリックします。AESchema のバージョンを 5.0 に設定します。プロジェクトを再検証すると、このエラーは解決される可能性があります。
3
Subject Validation Failed: No subject defined.
</ADB/MasterConfiguration.adb# producer.TIBLog_cm_publisher_ ECN>
ADB エラー
指定されているコンフィギュレーションで、「ReplySubject」ボタンが空白であるかどうかを確認します。ReplySubject を追加します。
たとえば、adbMasterConfigurationrvcmRvCmSession には、TIBLog_cm_publisher_ECN、TIBLog_cm_publisher、TIBLog_cm_publisher_Item、TIBLog_cm_publisher_BOM の 4 つのノードがあります。これらの ReplySubject の各コンフィギュレーションが空白だったので、返信の件名を追加したところ、エラーは解決されました。
4
Java クラスコンパイルエラー
Java クラスエラー
クラスパスに Jar を含めます。
5
</ProcessDefinitions/DataProcess ing/EMS_ESIEvent_TransactionR elease_End_PD.process#activity. CallProcess_ErrorHandlingServic e_UnhandledandOverall> Mapping Error: BWENGINE- 100041 Mapping Error
チェックポイントマッピングエラー
チェックポイントの入力ノードを削除し、「RESET」タブを再びクリックします。これは、この XSLT が 5.2 で変更され、それによってノード名も変更されたことが原因です。
6
警告メッセージ
The term element code is required but not generated in all cases of choose
e.g. /ProcessDefinitions/WindchillCommunication/Start_ESIEvent_PubEMS_ESIRequest_PD process, EMSSender_ESIDataRequest_DataRequest activity, Body(Choose)
警告
この警告は、「Choose」条件が「Otherwise」ではなく「When」であることが原因です。
この「When」に「Otherwise」を追加するか、「When」を「If」条件に置き換えます。
7
エラーメッセージ
No Matching xmlOutput element
Location : WCResult_Service process, EMSSend_Result_ESIPostResult_ESIPostEvent activity
エラー
5.2 BW では、アクティビティ TransformXML の出力はノード xmlBytes の下にあります。当初は ActivityName のすぐ下にありました。
これを解決するには、マッピングをやり直します。
8
警告メッセージ
Can generate more than the expected output of "AssociatedObjectEffectivity"
警告
これは基本的にはビジネス規則駆動のマッピングです。ただし、Xpath の規則によって 1 つ以上の AssociatedObjectEffectivity エレメントが生成される可能性があるので、エラーが発生する可能性があることが通知されます。
これは無視してランタイムで動作をチェックし、必要に応じて、ビジネス規則を考慮して XPath 定義式を変更できます。
9
エラーメッセージ
Invalid Reference /SeanBuild/SharedResources/Schemas/ESIGetPart.xsd
エラー
古い xsd ファイルに、この xsd への間違った参照が含まれている可能性があります。参照を修正してください。
10
エラーメッセージ
Runtime Global Variable Definition "InstanceId" defined in the project
エラー
変数名が TIBCO の予約語であるかどうかを確認します。変数の名前を変更します。
11
警告メッセージ
Transition condition Xpath has an error
Location : Start_ESIEvent_PubEMS_ESIRequest_PD process, Start_ESIEvent2transition2Mapper_ESIEvent_ESIRequest_GetPart( transition)
警告
Xpath Formula Builder に "修正" がすでに用意されているので、「Fix」ボタンをクリックするだけで Designer によって修正されます。
このようなエラーは AESchema の変更が行われた場合に発生することがあります。XSLT はバックグラウンドで変更されるので、Designer で独自に修正が提供されます。
12
エラーメッセージ:
Input data invalid at com.tibco.pe.core.TaskImpl.eval( TaskImpl.java:372)
at com.tibco.pe.core.Job.a(Job.java: 660)
at com.tibco.pe.core.Job.k(Job.java: 460)
at com.tibco.pe.core.JobDispatcher$ JobCourier.a(JobDispatcher.java: 249)
at com.tibco.pe.core.JobDispatcher$ JobCourier.run(JobDispatcher.java:200)
caused by: org.xml.sax.SAXException: com.tibco.xml.xquery.ExprException: Unparseable date: "2005-08- 01T14:24:11.715-05:00"
com.tibco.xml.xquery.ExprException: Unparseable date: "2005-08- 01T14:24:11.715-05:00"
エラー
Tibco 2.x Designer では "current-date-time()" 関数によって TimeZone は返されませんでした。しかし、5.2 Designer では、TimeZone も返されます。このため、次のように Xpath で current-dateTime() を tib:substring-before-last( current-dateTime(),tib:get- timezone-from-dateTime(current-dateTime()) ) に変更できます。
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