環境の確認
変換されたプロジェクトを Designer で開く前に、まず次の環境について確認できます。
a. <TIBCO_ホーム>/designer/<バージョン>/bin/Designer.tra には tibco.env.CUSTOM_PATH プロパティと tibco.env.CUSTOM_CP_EXT プロパティに <TIBCO_ホーム>/esi/bin フォルダのエントリが必要です。
b. <TIBCO_ホーム>/esi/bin/FilesToread_ORA.properties には <TIBCO_ホーム>/esi/bin フォルダを指す Path エントリが必要です。
c. ODBC DSN が存在し、テスト接続が成功する必要があります。
各アダプタサービスの 1 回目のトランザクションでの ODBC DSN のパフォーマンスの問題に関する注記:
TIBCO Adapter for Oracle Application では、Oracle Apps ERP がバージョン 12.0.6 または 12.1.1 で 11g が基礎となるデータベースである場合、各アダプタサービスの (アダプタを起動または再起動した後の) 1 回目のトランザクション (1 回目の ECO、1 回目の BOM、1 回目の部品作成、1 回目の部品変更、1 回目のルーティング) の完了に非常に長い時間 (少なくとも 35 分から 40 分) かかるという既知の問題があります。しかし、それ以降のトランザクションは短時間で完了します。1 回目のトランザクションのパフォーマンスを改善するため、TIBCO から以下の次善策が提供されています。
Windows プラットフォームでは、データソース名 (DSN) の「ODBC Oracle Wire Protocol Driver Setup」の「Performance」タブにある「Catalog Function Include Synonyms」オプションをオフにします。
UNIX プラットフォームの場合
You need modify the DSN configuration in odbc.ini, which locates in <TIBCO_HOME>/adapter/adorapps/<Version>/adb/odbc. The setting is "CatalogIncludesSynonyms". To turn it off, set it to 0
d) EMS サーバーが稼動し、ユーザー、JMS キューなどが適切に設定されていることを確認します(EMS コンフィギュレーション設定については、Windchill Enterprise System Integration Installation and Configuration Guide for Oracle Application を参照してください)。
e) 以上で ESI TIBCO プロジェクトを TIBCO Designer で開く準備ができました。TIBCO Designer でプロジェクトを開き、少なくとも以下のグローバル変数に適切な値を指定します (グローバル変数の詳細については、Windchill ESI Installation and Configuration Guide を参照してください)。
ESIJMS
UserName
Password
DataResponseQueue
ESIOMAdapter
DBUserName
DBPassword
ESIOthers
WCResponseDirectory
ResponseFileName
TimeoutPeriod (デフォルトでは 60000 ms、つまり 10 分です。Oracle Apps ERP のパフォーマンスに基づいて修正する必要があります)。
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