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カスタマイズポイント
拡張可能なクラス
このドキュメントの「プロセス計画のパブリッシング」のセクションで説明されているレンダラークラスを拡張した場合、その拡張を ESI サービスのプロパティファイルで定義する必要があります。以下のクラスはカスタマイズ担当者による拡張の対象です。
• ESIProcessPlanRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.MPMProcessPlan"
selector="PROCESSPLAN"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.ESIProcessPlanRenderer"
• ESIProcessPlanHeaderRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.MPMProcessPlan"
selector="PROCESSPLANHEADER"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.ESIProcessPlanHeaderRenderer"
• ESIPartToProcessPlanLinkRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.MPMProcessPlan"
selector="PROCESSPLANPARTLINK"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.ESIPartToProcessPlanLinkRenderer"
• ESIOperationUsageLinkRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.MPMProcessPlan"
selector="OPERATIONUSAGELINK"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.operation.ESIOperationUsageLinkRenderer"
• ESISequenceUsageLinkRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.MPMProcessPlan"
selector="SEQUENCEUSAGELINK"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.sequence.ESISequenceUsageLinkRenderer"
• ESISequenceRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.MPMProcessPlan"
selector="SEQUENCE"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.sequence.ESISequenceRenderer"
• ESIOperationRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.MPMProcessPlan"
selector="OPERATION"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.operation.ESIOperationRenderer"
• ESIOperationToPartLinkRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.operation.MPMOperation"
selector="OPRBOMALLOCATEDPART"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.operation.ESIOperationToPartLinkRenderer"
• ESIOperatedOnPartLinkRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.operation.MPMOperation"
selector="OPROPERATEDONPART"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.operation.ESIOperatedOnPartLinkRenderer"
• ESIOperationWorkCenterRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.operation.MPMOperation"
selector="WORKCENTERLINK"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.operation.ESIOperationWorkCenterRenderer"
• ESIOperationConsumableResourceRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.operation.MPMOperation"
selector="CONSUMABLERESOURCELINK"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.operation.ESIOperationConsumableResourceRenderer"
• ESIOperationUsageLinkRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.operation.MPMOperation"
selector="OPERATIONUSAGELINK"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.operation.ESIOperationUsageLinkRenderer"
• ESIOperationRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.operation.MPMOperation"
selector="OPERATION"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.operation.ESIOperationRenderer"
• ESIStandardProcedureLinkRenderer (プロセス計画用)
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.MPMProcessPlan"
selector="STANDARDPROCEDURELINK"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.ESIStandardProcedureLinkRenderer"
• ESIStandardProcedureLinkRenderer (オペレーション用)
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.operation.MPMOperation"
selector="STANDARDPROCEDURELINK"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.ESIStandardProcedureLinkRenderer"
• ESIStandardProcedureLinkRenderer (シーケンス用)
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="com.ptc.windchill.mpml.processplan.sequence.MPMSequence"
selector="STANDARDPROCEDURELINK"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.processplan.ESIStandardProcedureLinkRenderer"
• ESIAlternateUnitOfMeasureRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="java.lang.Object"
selector="AUM"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.aum.ESIAlternateUnitOfMeasureRenderer"
• ESIControlCharacteristicRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="java.lang.Object"
selector="CONTROLCHARACTERISTIC"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.pmi.ESIControlCharacteristicRenderer"
• ESIQualityLinkRenderer
サービスプロパティ名: com.ptc.windchill.esi.rnd.ESIRenderer
<Option> エレメントの属性のデフォルト値: cardinality="duplicate"
requestor="java.lang.Object"
selector="QUALITYLINK"
serviceClass="com.ptc.windchill.esi.mpml.pmi.ESIQualityLinkRenderer"
* 
クラス ESIControlCharacteristicRenderer および ESIQualityLinkRenderer は、プロセス計画 (およびそのオペレーション) に関連付けられている管理特性および対応するモデルアイテムと品質リンクのレンダリングに使用されます。さらに、ESIStandardCCLinkRenderer インスタンスを使用して、プロセス計画またはオペレーションを標準管理特性に関連付ける標準管理特性リンクがレンダリングされます。
コンフィギュレーション可能なオプション
プリファレンスとターゲット属性ベースのコンフィギュレーション
Windchill ESI プリファレンスは、プロセス計画とその関連オブジェクトのパブリッシングにおいて役割を果たす、いくつかのコンフィギュレーション可能なオプションを制御します。以下のオプションがあります。
• パブリッシング対象のプロセス計画に作成されているリリースアクティビティオブジェクトのリリースクラス属性を定義します。
プリファレンス名: プロセス計画リリースクラス
デフォルト値:com.ptc.windchill.esi.mpml.ProcessPlan
• プロセス計画のパブリッシングがトリガーされるライフサイクル状態の値を定義します。
プリファレンス名: プロセス計画コンフィギュレーション仕様状態
デフォルト値:RELEASED
• プロセス計画を表す Java クラスの完全修飾名を定義します。
プリファレンス名: プロセス計画クラス
デフォルト値:com.ptc.windchill.mpml.processplan.MPMProcessPlan
• パブリッシング対象のプロセス計画の属性を Windchill データベースに照会するときに使用する I*E タスクの名前を定義します。
プリファレンス名: プロセス計画照会タスク
デフォルト値: com/ptc/windchill/esi/QueryObject.xml
• プロセス計画マスターを表す Java クラスの完全修飾名を定義します。
プリファレンス名: プロセス計画マスタークラス
デフォルト値: com.ptc.windchill.mpml.processplan.MPMProcessPlanMaster
• プロセス計画のリリースクラスの名前を定義します。
プリファレンス名: プロセス計画リリースクラス
デフォルト値:com.ptc.windchill.esi.mpml.ProcessPlan
• 負の数量を設定する割当タイプの値を定義します。
プリファレンス名: 割当タイプ
デフォルト値: produced,disassembled,destroyed
• パブリッシング対象のオペレーションの属性を Windchill データベースに照会するときに使用する I*E タスクの名前を定義します。
プリファレンス名: オペレーション照会タスク
デフォルト値: com/ptc/windchill/esi/QueryObject.xml
• オペレーションのリリースクラスの名前を定義します。
プリファレンス名: オペレーションリリースクラス
デフォルト値:com.ptc.windchill.esi.mpml.Operation
• オペレーションマスターを表す Java クラスの完全修飾名を定義します。
プリファレンス名: オペレーションマスタークラス
デフォルト値: com.ptc.windchill.mpml.processplan.operation.MPMOperationMaster
• 部品 (またはオペレーション) マスターに適したバージョンが見つからなかった場合に例外を返すかどうかを定義します。
プリファレンス名: 「適切なバージョンが見つからない」エラーを表示
デフォルト値:はい
• プロセス計画と部品の間に存在するリンクの属性を Windchill データベースに照会するときに使用する I*E タスクの名前を定義します。
プリファレンス名: 部品リンク照会タスク
デフォルト値: com/ptc/windchill/esi/QueryObject.xml
• パブリッシング対象のシーケンスの属性を Windchill データベースに照会するときに使用する I*E タスクの名前を定義します。
プリファレンス名: シーケンス照会タスク
デフォルト値: com/ptc/windchill/esi/QueryObject.xml
• シーケンスのリリースクラスの名前を定義します。
プリファレンス名: シーケンスリリースクラス
デフォルト値:com.ptc.windchill.esi.mpml.Sequence
• シーケンスマスターを表す Java クラスの完全修飾名を定義します。
プリファレンス名: シーケンスマスタークラス
デフォルト値: com.ptc.windchill.mpml.processplan.sequence.MPMSequenceMaster
• オペレーションと消耗品リソースの間に存在するリンクの属性を Windchill データベースに照会するときに使用する I*E タスクの名前を定義します。
プリファレンス名: オペレーション消耗品リソースリンク照会タスク
デフォルト値: com/ptc/windchill/esi/QueryObject.xml
• オペレーションと作業拠点の間に存在するリンクの属性を Windchill データベースに照会するときに使用する I*E タスクの名前を定義します。
プリファレンス名: オペレーション作業拠点リンク照会タスク
デフォルト値: com/ptc/windchill/esi/QueryObject.xml
• オペレーションと BOM 割当部品の間に存在するリンクの属性を Windchill データベースに照会するときに使用する I*E タスクの名前を定義します。
プリファレンス名: オペレーション部品リンク照会タスク
デフォルト値: com/ptc/windchill/esi/QueryObject.xml
• オペレーションと操作参照部品の間に存在するリンクの属性を Windchill データベースに照会するときに使用する I*E タスクの名前を定義します。
プリファレンス名: 操作参照部品リンク照会に使用するタスク
デフォルト値: com/ptc/windchill/esi/QueryObject.xml
• 標準手順ホルダーと標準手順の間に存在するリンクの属性を Windchill データベースに照会するときに使用する I*E タスクの名前を定義します。
プリファレンス名: 標準手順リンク照会タスク
デフォルト値: com/ptc/windchill/esi/QueryObject.xml
• ESI サービスが、オーナーに関連付けられなくなったがプロセス計画内のオペレーションによって使用されている管理特性を無視するかどうかを指定します。「いいえ」に設定すると、パブリッシング対象のプロセス計画内に、オーナーに関連付けられなくなった管理特性を使用しているオペレーションがある場合、ESI サービスは例外を返します (これによって応答の生成が中止されます)。「はい」に設定した場合、そのような管理特性 (および関連する品質リンクとモデルアイテム) は無視されます。
プリファレンス名: 孤立管理特性を無視
デフォルト値:いいえ
配布ターゲットには、プロセス計画のパブリッシング時に ESI 応答メッセージのコンテンツに影響を与えるいくつかのコンフィギュレーション可能属性があります。
詳細については、Windchill ヘルプセンターの「配布ターゲット属性」のトピックにある「プロセス計画に関する属性」のセクションを参照してください。
追加属性を考慮した変更管理オブジェクトの比較
パブリッシングプロセス中、プロセス計画関連オブジェクトはオブジェクト比較を使用して ESIresponse の追加変更を計算します。この比較ロジックは、カスタマイズ担当者によって MPMLink オブジェクトに追加された各種属性に対して設定できます。
設定する手順は以下のとおりです。
1. XML エディタまたはテキストファイルエディタを使用して、MPMLink オブジェクトに使用するオブジェクト比較コンフィギュレーションを次のファイルから開きます。
<WT_ホーム>\codebase\com\ptc\core\ocmp\config\ObjComparisonConfig.xml
2. オブジェクト固有のコンフィギュレーションを更新して、追加変更の検索で考慮する属性を追加します。
例: MPMOperationToConsumableLink の追加変更で考慮するカスタム属性 (CustomAttr1、CustomAttr2 など) を追加
<type id="com.ptc.windchill.mpml.processplan.operation.MPMOperationToConsumableLink " comparator="default" assembly="mpml">
<attrs comparator="default">
<ids>description,usageRate,stepUsageRate1,stepUsageRate2,stepUsageRate3,stepUsag eRate4,stepUsageRate5,stepUsageRate6,stepUsageRate7,stepUsageRate8,scheduled,Cu stomAttr1,CustomAttr2</ids>
</attrs>
<role comparator="default">references</role>
<roleTargetsToCompare/>
</type>
同様に、カスタマイズ担当者はほかのオブジェクトの属性でもこれを修正できます。
3. ファイルを保存します。
4. Windchill サービスを再起動します。
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