カスタマイズポイント
拡張可能なクラス
このドキュメントの「Windchill ESI Windchill サービス」のセクションで説明している拡張可能な Windchill ESI クラスを拡張した場合、Windchill ESI プリファレンスで定義する必要があります。以下のクラスはカスタマイズ担当者による拡張が許可されています。
ESIECNFactory
プリファレンス名: 変更通知ファクトリ
デフォルト値: com.ptc.windchill.esi.ecn.ESIStandardECNFactory
ESIChangeRequestFactory
プリファレンス名: 変更リクエストファクトリ
デフォルト値: com.ptc.windchill.esi.ecn.ESIChangeRequestFactory
ESIChangeOrderFactory
プリファレンス名: 変更オーダーファクトリ
デフォルト値: com.ptc.windchill.esi.ecn.ESIChangeOrderFactory
ESIChangeActivityFactory
プリファレンス名: 変更アクティビティファクトリ
デフォルト値: com.ptc.windchill.esi.ecn.ESIChangeActivityFactory
コンフィギュレーション可能なオプション
Windchill ESI プリファレンスは、Windchill ESI サービスのいくつかのコンフィギュレーション可能なオプションを制御します。以下のオプションがあります。
Windchill ESI サービスモジュールがデバッグ情報を Windchill ログに書き込むかどうかを定義します。このプリファレンスは、Windchill ESI サービスデバッグログがオンになっている場合にのみ影響があります。詳細については、Windchill ESI Administrator's Guide の「Windchill ESI Services のログの有効化」のセクションを参照してください。
プリファレンス名: 詳細
デフォルト値: はい
Windchill メソッドサーバーで Windchill ESI RPC の処理準備が整っているかどうかを確認するテストに失敗した後、タスクヘルパーが待機する時間をミリ秒単位で定義します。
プリファレンス名: JMS キュー購読の待機時間
デフォルト値: 10000
Windchill メソッドサーバーで Windchill ESI RPC の処理準備が整っているかどうかを確認するテストに失敗した後、com.ptc.windchill.esi.subscribe.wait で指定された時間をタスクヘルパーが待機する回数を定義します。
プリファレンス名: JMS キュー購読試行回数
デフォルト値: 12
パブリッシングされたオブジェクトに配布ターゲットが関連付けられていない場合に特定の ESI レンダラーが例外を返すかどうかを定義します。
プリファレンス名: 配布ターゲット警告を強化
デフォルト値: はい
Result RPC リクエストを受け入れる JMS キューの名前を定義します。
プリファレンス名: 結果キューの名前
デフォルト値: com.ptc.windchill.esi.Result
セキュリティ保護された JMS キューに接続して Result RPC リクエストを受け入れるときに入力するユーザー名を定義します。
プリファレンス名: 結果キューのユーザー名
デフォルト値: WCESI
セキュリティ保護された JMS キューに接続して Result RPC リクエストを受け入れるときに入力するパスワードを定義します。
プリファレンス名: 結果キューのパスワード
デフォルト値: WCESI
部品、アセンブリ (BOM)、ドキュメント、プロセス計画、または製造リソースがパブリッシングされたときに変更通知を自動的に生成するかどうかを定義します。
プリファレンス名: 変更通知を自動的に生成
デフォルト値: いいえ
一部の Windchill ESI Java クラスは、ほかのコレクションに関する結果計算が格納されるコレクションを作成します。計算の結果、追加のエントリが作成されると予想される場合は、新規のコレクションの初期サイズは、次の式により与えられます。新規のコレクションのサイズ = オリジナルのコレクションサイズ * このプリファレンスの値。このプリファレンスはパフォーマンスチューニングオプションとして提供されています。
プリファレンス名: コレクションサイズの倍数
デフォルト値: 4
生成された ESI 応答に変更なしオブジェクトのみが含まれているか空の場合に、VDB ビルダーが例外を返すかどうかを指定します。
プリファレンス名: 変更の警告を強化
デフォルト値: はい
新規作業版数はあるが新規バージョンがない場合に、最後のパブリッシング以降に変更されたオブジェクトを Windchill ESI レンダラーが特定するかどうかを定義します。
プリファレンス名: 作業版数をチェック
デフォルト値: いいえ
* 
連産品部品を処理する際には、このプリファレンスの値は無視されます。つまり、このプリファレンスの値が「いいえ」の場合にも、そのような部品の新規作業版数は変更されたものとして送信されます。
指定されたオブジェクトライフサイクル状態に達したときにリリースワークフローを自動的に開始するかどうかを定義します。自動開始が発生する状態は別のプリファレンスによって制御されます。たとえば、変更通知をパブリッシングする場合、これは「変更通知セントリック状態」プリファレンスによって制御されます。
プリファレンス名: ESI ワークフローを自動的に開始
デフォルト値: はい
リリースワークフローを自動的に開始する変更通知のライフサイクル状態を定義します。これは、「ESI ワークフローを自動的に開始」プリファレンスが「はい」に設定されている場合に使用されます。
プリファレンス名: 変更通知セントリック状態
デフォルト値:RELEASED
「ワークフローを開始」ウィンドウの Description 属性に適用する値を定義します。
プリファレンス名: プロセスの説明
デフォルト値: このプリファレンスにはデフォルト値がありません。
オブジェクト ID と組み合わせて、ワークフロープロセスの名前属性に設定する値を定義します。
プリファレンス名: プロセスのプレフィックス
デフォルト値: ESIRelease
リリースプロセスに使用するワークフローテンプレートを定義します。
プリファレンス名: ワークフローテンプレート
デフォルト値: Release to Manufacturing
リリースプロセスに使用するチームテンプレートを定義します。
プリファレンス名: チーム
デフォルト値: ESI Team
指定したチームによって ESI チームをオーバーライドするかどうかを定義します。
プリファレンス名: チームをオーバーライド
デフォルト値: いいえ
変更通知のパブリッシング時に結果オブジェクトに対する変更を実施するかどうかを定義します。「はい」に設定すると、パブリッシング中の変更通知に変更なし結果オブジェクトのみが含まれている場合、リリース前検証は失敗します。また、ESI 応答内の ECNHeader エレメントには、追加または変更された結果オブジェクトの送信先となる配布ターゲットのみが含まれます。「いいえ」に設定すると、変更なし結果オブジェクトのみが含まれている場合でも、変更通知はパブリッシング対象として有効と見なされます。
プリファレンス名: 結果オブジェクトへの変更の警告を強化
デフォルト値: いいえ
ESI 応答から空のグループを除去するかどうかを定義します。このプリファレンスの値が「はい」に設定されている場合、空のグループ (つまりエレメントがないグループ) は ESI 応答から除去されます。
プリファレンス名: ESI 応答から空のグループを除去
デフォルト値: いいえ
製造部門への引き渡しワークフローが ESI 応答の生成に使用する Java クラスの完全修飾名を定義します。
プリファレンス名: ESI 応答ジェネレータ
デフォルト値: com.ptc.windchill.esi.txn.ESIResponseGenerator
(postEvent API によって発行された) ESI Release Complete イベントをプライマリビジネスオブジェクトに関連付けるかどうかを定義します。このプリファレンスが「はい」に設定されている場合、ESI Release Complete イベントはリリースされたプライマリビジネスオブジェクトに関連付けられます。「いいえ」に設定されている場合、このイベントは ESIRelease オブジェクトに関連付けられます。
プリファレンス名: ESI Release Complete イベントをプライマリビジネスオブジェクトに関連付け
デフォルト値: いいえ
このプリファレンスの値として、クラス名のコンマ区切りリストを指定できます。オブジェクトが成功または保留中の ESI トランザクションの一部であった場合でも、これらのクラスのオブジェクトの番号変更が許可されます。たとえば、このプリファレンスの値として WTPartMaster,WTDocumentMaster を指定できます。
プリファレンス名: 番号変更可能クラス名
デフォルト値: このプリファレンスはデフォルトで空白の値に設定されています。
構造 (BOM など) をナビゲートする際に、該当する保存済みフィルタのビュー情報を使用するかどうかを指定します。「はい」に設定した場合、保存済みフィルタに設定されているビュー情報を使用して、構造内のコンポーネント作業版数がフェッチされます。「いいえ」に設定した場合、適切なオブジェクト (トップレベルアセンブリ部品など) のビュー情報が使用されます。このプリファレンスは、関連付けられているコンフィギュレーション仕様のパラメータの 1 つとして「ビュー」がある場合にのみ重要となります。
プリファレンス名: 使用可能な保存済みフィルタからのビュー情報を使用
デフォルト値: いいえ
これは役に立ちましたか?