共通ビジネスオブジェクト (CBO)
CBO は Open Application Group Interface Standard (OAGIS) の主要な概念を利用しています。OAGIS は、エンタープライズシステム通信用に特別に設計された XSD ベースの XML スキーマです。これは ERP、CRM、およびその他のエンタープライズレベルのシステム間でのエンタープライズデータの受け渡しに使用される自己記述型のデータモデルです。CBO は自己記述型の XSD ベースの XML スキーマであり、独立した自己記述型ビジネスオブジェクトである OAGIS の概念が含まれています。Windchill 応答モデルは各オブジェクト、関連、操作を個別に記述します。オブジェクトとその関連から成る構成はありません。たとえば、BOM の場合、BOM に対する操作 (UnchangedBOMs、ChangedBOMs など) ごとに 1 つずつ、BOM ヘッダー情報の 4 つのエレメントがあり、関連タイプ (子、代用、参照指定子) ごとに別個のエレメントがあります (AddedSubstitutesDeletedSubstitutes など、操作ごとに別個のエレメントがあります)。
カスタマイズによって CBO を拡張することで、新規オブジェクトを作成したり、既存のオブジェクトに新規属性を作成したりできます。各ビジネスオブジェクトには、カスタマイズをサポートし、Windchill ESI の既成のデータモデルからユーザー定義データを明確に区別する UserArea エレメントが含まれています。
特定の UserArea のスキーマを作成するには、次の手順を実行します。
1. UserArea のスキーマを決定します。
2. BusinessWorks で、修正された UserArea を選択します。TIBCO Designer GUI で、CBO スキーマは SharedConfigurations/ESISchemas/EAIMiddlewareSchemas にあります。
3. 「Schema」 > 「View」 > 「Source」の順に選択するか、Ctrl + Shift + 5 キーを押して UserArea エレメントを編集し、「Apply」をクリックします。
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