規則ファイル
規則ファイルでは、上流構造を下流構造に変換する際に適用する規則を指定します。規則は、変換が実行されるために一致する必要がある条件のセットとして指定します。
規則ファイルには、指定した変換メソッドがトリガーされるために満たす必要がある条件のセットが含まれています。規則ファイルの定義を開始する前に、条件と変換メソッドを決定するために必要な情報を収集します。
条件
どのタイプの上流部品を転送するか?
転送する上流部品、部品の親子関係、部品オカレンスはどのような属性値を持っている必要があるか?
変換メソッド
どのタイプの下流部品に上流部品を転送するか?
上流部品を転送する手段として、貼り付け、新規部品として貼り付け、新規ブランチとして貼り付けのいずれを使用するか?
指定した属性値を持つ上流部品の転送先となる下流部品はどのような属性値を持っている必要があるか?
上流構造内にスキャンしないノードはあるか?
上流構造内に変換しないノードはあるか?
規則ファイルの定義
必要な情報を照合した後、以下に示すエレメントを使用して、テキストファイルに JSON フォーマットで体系的に追加します。
この例に示すように、1 つの規則ファイルで複数の規則を定義できます。各規則は中括弧 ({ }) で開始および終了します。規則には、ソースタイプと、オプションで属性を含める必要があります。1 つのオブジェクトタイプの属性ごとに異なる規則を定義できます。タイプに定義されている規則はそのサブタイプにも有効です。
変換メソッドの詳細については、「ソリューション」を参照してください。
必要に応じて、規則ファイルにその他の変換メソッドを追加できます。詳細については、ユースケース: 下流構造を生成に示されているユースケースを参照してください。
主なポイント
1 つの属性に複数の規則が定義されている場合、一致する 1 つ目の規則がトリガーされます。以降の規則は無視されます。
規則定義ブロック内に任意の順序でエレメントを追加できます。ただし、解釈しやすくするため、この例に示す順序でエレメントを追加することをお勧めします。
変換中に対応リンク、対応親子関係パスリンク、対応オカレンスリンクが作成されます。
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