基本的なカスタマイズ > ユーザーインタフェースのカスタマイズ > UI の情報の表示 > カスタムグラフィック製品表現の作成 > 手順 - コンフィギュレーション可能なテーブルでのグラフィック属性のサポート
手順 - コンフィギュレーション可能なテーブルでのグラフィック属性のサポート
Windchill UI のほとんどのテーブルがコンフィギュレーション可能なテーブルであり、既成で自動的にグラフィック属性をサポートするため、追加の作業は不要です。
ConfigurableTableBuilder インタ フェースを実装する (通常は AbstractConfigurableTableBuilder を拡張することによって行われる) テーブルはすべてコンフィギュレーション可能なテーブルです。
用意されているコンフィギュレーション可能なテーブルの例の詳細については、カスタマイズサンプルコードのセクション「グラフィック属性 - コンフィギュレーション可能なテーブルの例」を参照してください。
手順 - コンフィギュレーション可能でないテーブルでのグラフィック属性のサポート
テーブルが ConfigurableTableBuilder を実装しない場合、それはコンフィギュレーション可能でないテーブルであり、それを有効にしてグラフィック属性が含まれるようにするには、追加のステップを行う必要があります。
コンフィギュレーション可能でないテーブルでのグラフィック属性のサポートを有効にするには、TableConfigsetTypes API を使用して、テーブルビルダーでそのテーブルに表示されるタイプを指定する必要があります。
ComponentConfigFactory factory = getComponentConfigFactory();
TableConfig table = factory.newTableConfig();
table.setTypes("org.example.FakeLiterature", "org.example.FakeNovel");
この 1 行のコードだけで、このテーブルを有効にして、属性がグラフィック属性として表示されるようにできます。グラフィック属性は、ほかの属性とまったく同じように TableConfig に追加されます。
タイプリストを作成するときには、可能なかぎりすべてのタイプを含めるようにしてください。テーブル内のすべてのタイプがタイプリストに含まれている必要があります。サブタイプはすべて、上の例のように個別に独立したものとしてリストされている必要があります。FakeNovelFakeLiterature のサブタイプですが、両方が明示的にリストされている必要があります。グラフィック属性が実際にはサブタイプの属性である場合、スーパータイプをリストするだけでは不十分です。リストを作成するときに、グラフィック属性が割り当てられていないタイプがあっても、後でこれらのタイプにグラフィック属性が割り当てられることがあり、このようなタイプは、リストに含まれていなければ機能しません。最初から包括的なリストを作成することをお勧めします。
グラフィック属性が、グラフィック属性をサポートするように更新されていないコンフィギュレーション可能でないテーブル (またはタイプリストに正しいタイプが含まれていないコンフィギュレーション可能でないテーブル) に追加されると、その属性はそのテーブルではグラフィック属性ではないものとして動作します。たとえば、信号機属性は、正しいイメージまたは空白としてではなく、整数 0、1、2、または 3 として表示されます。
用意されているコンフィギュレーション可能でないテーブルの例の詳細については、カスタマイズサンプルコードのセクション「グラフィック属性 - コンフィギュレーション可能でないテーブルの例」を参照してください。
これは役に立ちましたか?