予約クライアントツールの使用
Windchill ユーザーインタフェースでの予約の実装を簡略化するために、予約クライアントツールが用意されています。
予約サービスの使用の「一般的な予約サービスの実装手順」で説明されている実装ステップ JSP ファイルに自動的に含められるため、操作ウィンドウに簡単に追加されます。
操作ウィンドウに予約を含めるには、JSP ファイルに以下の行を追加します。
reservation タグライブラリを宣言します。
<%@ taglib prefix="rwiz" uri="http://www.ptc.com/windchill/taglib/reservation"%>
configureReservation タグを使用します。
<rwiz:configureReservation reservationType="modify" enforcedByService="<true|false>"
adminOverride="<true|false>" workflowOverride="<true|false>"/>
reservationType パラメータは必須で、この時点では modify に設定されている必要があります。残りのパラメータは省略可能で、true または false に設定できます (デフォルトは false)。
詳細については、Windchill Javadoc の Reservation クラスに関する説明を参照してください。
予約クライアントツールの使用方法の例については、メニューへの「予約を元に戻す」操作の追加の「サンプルコード: 予約サービス」を参照してください。
更新カウントクライアントツールの使用
オブジェクトの予約のほかに、もう 1 つの同時制御のフォームとして、オブジェクトの更新カウントの検証があります。
データベースに保存されているすべての Windchill オブジェクトに更新カウント値があり、これはオブジェクトが更新されるたびに 1 つ大きくなります。オブジェクトの更新カウントが操作の開始から終了まで同じままであることを検証することによって、同時更新が発生していないことが保証されます。
操作が開始された時刻から変更が保存される直前までの間にオブジェクトの更新カウントが増えている場合は、同時更新が発生しており、オブジェクトの保存が失敗するか、同時更新が上書きされます。
更新カウントクライアントツールを使用すると、簡単に更新カウント検証を Windchill 操作に実装できます。これらは単独で使用することも、予約クライアントツールとともに使用することもできます。
更新カウント検証エラーが発生すると、次の情報を提供するメッセージが表示されます。
操作ウィンドウに更新カウントを含めるには、JSP ファイルに以下の行を追加します。
reservation タグライブラリを宣言します。
<%@ taglib prefix="rwiz" uri="http://www.ptc.com/windchill/taglib/reservation"%>
handleUpdateCount タグを使用します。
<rwiz:handleUpdateCount/>
更新カウントクライアントツールの使用方法の例については、メニューへの「予約を元に戻す」操作の追加の「サンプルコード: 予約サービス」を参照してください。
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