ワークスペースからオブジェクトの部分セットを開く
ワークスペースに CAD アセンブリの部分セットがある場合、CAD ツールのネイティブ操作を使用して、その部分セットをセッションに読み込むことができます。このプロセスのフローは CAD ツールごとに異なります。
Creo Parametric でオブジェクトの部分セットを開く
Creo の「サブセットを開く」操作を使用して一時的な製品表現を定義することで、CAD ドキュメントがワークスペースに存在するモデルのみを読み込むことができます。config.pro オプション dm_search_primary_serverno に設定されていることを確認します。
1. Creo で、「ファイル」 > 「開く」の順にクリックし、「ファイルを開く」ウィンドウでアセンブリを選択します。
2. 「サブセットを開く」をクリックします。「読み込みカスタマイズ」ダイアログボックスで、読み込むアセンブリ構成部品を選択します。
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グラフィックウィンドウで構成部品を選択し、右マウスボタンメニューを使用して、これらの構成部品を読み込み対象としてマークできます。
サブセットを Creo Parametric で開くプロセスについては、ビデオをご覧ください。大きなウィンドウでビデオを視聴するには、ビデオのタイトルをクリックします。これにより、新しいタブで YouTube のビデオが開きます。
NX でオブジェクトの部分セットを開く
NX でオブジェクトの部分セットを開くときには、いくつかの警告メッセージが表示されます。「OK」をクリックして、オブジェクトを開く操作を続行します。
Windchill ワークスペースからオブジェクトの部分セットを開くには、「操作」コラムの「NX で開く」をクリックします。オブジェクトの情報ページで「操作」 > 「開く」 > 「NX で開く」の順にクリックすることもできます。
Windchill Workgroup Manager クライアントに接続した状態で NX でオブジェクトの部分セットを開くには、次の手順を実行します。
a. NX で、「ファイル」 > 「Windchill から開く」の順にクリックします。
「Windchill から開く」ウィンドウが開きます。
b. 「Windchill から開く」ウィンドウで、Windchill ワークスペースにアクセスしてオブジェクトを選択できます。
CATIA V5 でオブジェクトの部分セットを開く
CATIA V5 でオブジェクトの部分セットを開くときには、欠落している構成部品に関する警告メッセージが表示されます。「OK」をクリックして、オブジェクトを開く操作を続行します。
Windchill ワークスペースからオブジェクトの部分セットを開くには、「操作」コラムの「CATIA V5 で開く」をクリックします。オブジェクトの情報ページで「操作」 > 「開く」 > 「CATIA V5 で開く」の順にクリックすることもできます。
Windchill Workgroup Manager クライアントに接続した状態で CATIA V5 でオブジェクトの部分セットを開くには、次の手順を実行します。
a. CATIA V5 で、「ファイル」 > 「Windchill から開く」の順にクリックします。
「Windchill から開く」ウィンドウが開きます。
b. 「Windchill から開く」ウィンドウで、Windchill ワークスペースにアクセスしてオブジェクトを選択できます。
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NX または CATIA V5 で CAD アセンブリの部分セットを開いた場合、アセンブリに構成部品を追加したり、既存の構成部品を置き換えたりできます。
NX または CATIA V5 で CAD アセンブリの部分セットを開くと、読み込まれていない構成部品が CAD ツールのモデルツリーに表示されます。読み込まれていない構成部品はアセンブリの部分セットには含まれませんが、メインアセンブリの一部です。
読み込まれていない構成部品をモデルツリーでアクティブ化することはできませんが、除去することは可能です。
読み込まれていない構成部品をモデルツリーから除去して部分セットを Windchill に保存した場合、読み込まれていない構成部品は Windchill でメインアセンブリからも除去されます。
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