サーチ結果のファセットの設定
ファセットされたサーチ結果が有効な場合、現在の結果セットで使用できる属性に基づいて結果を絞り込めます。
ファセットの操作、および「タイプ」フィルタと「コンテキスト」フィルタの詳細については、ファセットされたサーチ結果を参照してください。
属性の表示
「結果を絞り込み」に属性が表示されるためには、次の条件が満たされている必要があります。
インデックシング可能な属性だけがファセットとして表示されている。
属性に「有効値リスト」または「列挙値リスト」制約が含まれている場合、文字列値だけが表示されている。
すべてのオブジェクトタイプについてサーチを実行している場合、永続可能な属性だけが表示されている。
複数のオブジェクトタイプについてサーチを実行している場合、選択した複数のタイプに共通する属性だけが表示されている。
共通属性は次の条件を満たしている必要があります。
表示名が同じである
内部名が同じである
同じインデックスフィールドでインデックシングされている
モデル属性
モデル属性は SearchableAttributesByType.properties.xconf で指定されている場合にファセットとして表示されます。
デフォルトで、SearchableAttributesByType.properties.xconf にはプロパティ advancedSearch の定義が含まれています。以下に例を示します。
<Property name="advancedSearch.wt.part.WTPart"
default=
"thePersistInfo.createStamp,iterationInfo.creator,defaultUnit,lock.locker,state.state,partType,thePersistInfo.modifyStamp,
iterationInfo.modifier,defaultTraceCode,genericType"
/>
モデル属性が advancedSearch のプロパティ値で指定されている場合、結果のファセットとして表示されます。
ただし、xconfmanager ユーティリティを使用して facetSearch を追加することによって、モデル属性が表示されないように明示的に設定できます。追加した場合、プロパティ facetSearch にリストされているモデル属性のみが表示されます。以下に例を示します。
xconfmanager -s
facetSearch.wt.part.WTPart=defaultUnit,thePersistInfo.createStamp,thePersistInfo.modifyStamp -t
codebase\com\ptc\windchill\enterprise\search\server\SearchableAttributesByType.properties -p
* 
xconfmanager ユーティリティまたは JMX クライアントを使用すると、site.xconf ファイルには、サイト固有の変更が常に含まれます。プロパティに対するサイト固有の変更を site.xconf ファイルで管理することにより、どのような変更が行われたかを簡単に識別でき、PTC が提供するメンテナンスを適用してインストール内容を更新する際に、これらの変更は自動的に維持されます。
SearchableAttributesByType.properties.xconf の編集については、基準の選択肢のカスタマイズを参照してください。
ソフト属性
ローカル属性とグローバル属性のみがファセットとして表示されます。
com.ptc.windchill.enterprise.search.facet.FacetService API を使用してソフト属性の表示を制御できます。結果のファセットとして表示しないソフト属性を非表示にするには、isAttributeVisible メソッドを使用します。詳細については、Windchill Javadoc を参照してください。
詳細については、「IBA をファセットで非表示にするためのカスタマイズ」を参照してください。
分類ノードと分類属性
Windchill Classification を使用して分類サーチを実行する場合、次の規則が適用されます。
バインド属性がファセットとして表示されるのは、アドバンス分類サーチを実行しているときか、「分類エクスプローラ」から「サーチ」をクリックしたときだけです。
サーチ結果に複数のバインド属性が表示される場合、各バインド属性の名前がファセットのカテゴリとしてリストされます。バインド属性名の下に、1 つ以上のノード名がアルファベット順に表示されます。
1 つのバインド属性を使用している場合、「分類」ファセットグループが表示されます。このグループ内に、1 つ以上のノード名がアルファベット順に表示されます。
ノードごとに、デフォルトのレイアウトで表示される分類属性だけがファセットオプションとして表示されます。
複数の分類ノードについてサーチを実行している場合、選択した複数のノードに共通する属性だけが表示されます。
共通属性は次の条件を満たしている必要があります。
表示名が同じである
内部名が同じである
同じインデックスフィールドでインデックシングされている
ファセットの順序
ファセットの順序は「結果を絞り込み」枠が表示されたときに決まります。
ファセットグループは上から次の順序で表示されます。
タイプ
コンテキスト
バインド属性の名前 (ランダムな順序) (Windchill Classification のみ)
永続可能な属性 (アルファベット順)
分類属性 (ノードレイアウトで定義されている順序) (Windchill Classification のみ)
モデル属性 (アルファベット順)
ソフト属性 (アルファベット順)
各ファセットグループ内で、オプションは次の順序で表示されます。
タイプ
オブジェクトタイプは、結果の数が最も多いものから順にリストされます。
* 
「タイプ」ファセットの表示の詳細については、ファセットされたサーチ結果を参照してください。
コンテキスト
コンテキストは最初は次の順序でリストされます。
1. サーチ結果に含まれているオブジェクトの数が最も多いコンテキストから順番に。
2. 名前のアルファベット順で。
あるコンテキスト名の横のチェックボックスをオンにすると、ファセットリストの順序が変更されて、選択したコンテキストが一番上に表示されます。複数のコンテキストを選択した場合、選択したコンテキストに前述の順序が適用されます。
* 
「コンテキスト」ファセットの表示の詳細については、ファセットされたサーチ結果を参照してください。
バインド属性
複数のバインド属性に定義されている部品がサーチ結果に含まれている場合、それらの属性はランダムな順序でリストされます。
各バインド属性の下に、1 つ以上のノードが次の順序でリストされます。
1. サーチ結果で一致するものが最も多い値から順番に。
2. 名前のアルファベット順で。
ある属性値の横のチェックボックスをオンにすると、ファセットリストの順序が変更されて、選択した値が一番上に表示されます。複数の値を選択した場合、選択した値に前述の順序が適用されます。
属性値
属性を表す各ファセットグループ内で、値は最初に次の順序でリストされます。
1. サーチ結果で一致するものが最も多い値から順番に。
2. 名前のアルファベット順で。
ある属性値の横のチェックボックスをオンにすると、ファセットリストの順序が変更されて、選択した値が一番上に表示されます。複数の値を選択した場合、選択した値に前述の順序が適用されます。
すべて表示
デフォルトでは、ファセットの数が 5 つより多い場合、「すべて表示」リンクが表示されます。このリンクをクリックすると、新しいウィンドウが開き、すべての値がアルファベット順に表示されます。
* 
デフォルトでは、ファセットの数が 5 つより多い場合、「すべて表示」リンクが表示されます。
次のプロパティを使用してこれを制御できます。
com.ptc.windchill.search.facet.enum.maxItemsToDisplay
詳細については、Windchill サーチのプロパティを参照してください。
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