変更通知および変更アクティビティのワークフロー間の連携
Windchill ProjectLink をインストールしている場合、定義された順序に従って実行されるタスクブロックに、変更タスクを分割することができます。この機能は、「プリファレンス管理」ユーティリティで「変更管理」 > 「順序制御付き計画の実行順序」のプリファレンスを「はい」に設定すると有効になります。
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以前のリリースの Windchill から変更アクティビティワークフローをカスタマイズしている場合、ワークフローはシーケンス計画がない場合と同様に機能します。シーケンス計画を使用するには、CHANGE IMPLEMENTATION イベントが受信されるように、変更アクティビティのワークフローテンプレートを更新します。
変更通知のワークフローが "CA 完了同期" 同期化ロボットに達すると、最初に CHANGE IMPLEMENTATION イベントが発生します。変更タスクに関連付けられている変更アクティビティワークフローは "変更通知の実装に同期" 同期化ロボットでこのイベントを受信し、イベントを受け取ると、変更アクティビティワークフローを続行するかどうかを判断します。
たとえば、あるシーケンス計画で、変更タスク 1 が計画の最初のシーケンスだとします。CHANGE IMPLEMENTATION イベントが初めて発生すると、変更タスク 1 に関連付けられているワークフローが進行します。シーケンス内で変更タスク 1 の後に設定されている変更タスク 2 と変更タスク 3 は開始されません。変更通知ワークフローの "CA 完了同期" 同期化ロボットは、変更タスクの変更状態を受信します。変更タスク 1 が解決すると、変更通知ワークフローで別の CHANGE IMPLEMENTATION が発生します。この時点で、変更タスク 2 と変更タスク 3 のワークフローが進行します。2 つの変更タスクが解決すると、シーケンス計画が完了し、変更通知ワークフローは「変更通知を監査」アクティビティに移行します。
シーケンス計画がない場合、"CA 完了同期" 同期化ロボットは CHANGE IMPLEMENTATION イベントを発生させます。この時点で、既存の変更タスクのすべての変更アクティビティワークフローが進行します。変更通知が実装状態になっている場合に別の変更タスクが追加されると、新しい変更タスクの変更アクティビティワークフローが自動的に進行します。すべての変更タスクが完了すると、変更通知ワークフローは「変更通知を監査」アクティビティに移行します。
変更適用オブジェクトのバージョンと最新リリースの結果オブジェクトの同期化
このトピックでは、最新リリースの結果オブジェクトと別の変更通知の同じ変更適用オブジェクトの同期化プロセスについて説明します。同期化は、最新リリースの結果オブジェクトの変更通知がリリースされ、変更適用オブジェクトの別の変更通知が計画中である場合に行われます。
同じ変更適用オブジェクトに対する複数のタイプの変更について複数の変更通知を作成した場合、それぞれの変更通知は作業の進行状況に応じてさまざまな状態になります。変更適用オブジェクトに計画されている作業が完了すると、その変更適用オブジェクトが改訂されて結果オブジェクトが作成されます。対応する変更通知はそのワークフローを完了し、「解決済み」状態になります。最新リリースの結果オブジェクトでの変更が、オープン状態のその他すべての変更通知の同じ変更適用オブジェクトの最新リリースと同期化されます。
このようにして、変更通知の各リリースの結果オブジェクトでの変更が、オープン状態のすべての変更通知の変更適用オブジェクトの最新リリースのリビジョンと同期化されます。
同期プロセスが正常に行われるためには:
「オブジェクトリリース状態」マッピング規則が定義されている必要があります。
変更適用オブジェクトが最新リリースでなければなりません
リリースされる結果オブジェクトは最新でなければなりません
オープン状態の変更通知の変更タスクに結果オブジェクトが存在していてはなりません
オープン状態の変更通知が「キャンセル」または「完了」状態であってはなりません。
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