ワークフローテンプレートのインポート
ワークフローの「テンプレート」テーブルから、「操作」 > 「インポート」の順に選択します。
一度に複数のテンプレートをインポートできます。JAR ファイルと ZIP ファイルには、それぞれが一意のワークフローテンプレートを表す複数の XML ファイルが含まれていることがあり、1 つの XML ファイルが複数の一意のワークフローを表していることがあります。
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XML のレイアウトは次の DTD ファイルを使用して指定されています。
<Windchill>/loadXMLfiles/standard<バージョン>.dtd
このファイルには、インポート/エクスポート機能でサポートされているオブジェクトのすべての XML タグが含まれています。インポートとエクスポートの詳細については、LoadFromFile および Import/Export の使用時を参照してください。
インポート中のエラー
メッセージが表示されるだけの軽度のエラーもあれば、致命的なエラーもあります。エラー情報に関しては、メソッドサーバーのログを確認してください。
以下のような状態はインポート操作が失敗する原因になるので、許容されていません。
テンプレートは参加者や役割などの関連オブジェクトを参照します。関連オブジェクトがデータベースに存在しない場合、インポートは失敗します。
ワークフローテンプレートの作業版数はインポートされません。
エクスポートしたワークフローテンプレートがグループに対する参照を含む場合、ターゲットの場所のグループ名はソースのグループ名と正確に一致する必要があります。名前が一致しない場合、インポートは失敗します。
異なるリリース間でのインポートとエクスポートはデフォルトで無効になっています。
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ワークフローテンプレートをエクスポートして、同じシステムに再インポートすると、新しい作業版数が作成されます。新しい作業版数を作成しない場合は、テンプレートをインポートする前に、オリジナルを削除するか名前変更する必要があります。
インポート機能に影響を与えるプロパティ
次のプロパティはワークフローテンプレートのインポート機能に影響を与えます。
wt.ixb.import.allowCrossReleaseImport
異なるリリース間でワークフローテンプレートをインポート可能にするには、このプロパティを true に設定します。
テンプレートを Windchill の新しいバージョンにインポートできますが、古いバージョンにはインポートできません。インポートおよびエクスポート機能には後方互換性がありません。
wt.workflow.IterateOnImport
このプロパティは、ワークフローテンプレートのインポート先のコンテキストに同じ名前のテンプレートがすでに存在する場合の対処方法を指定します。
true に設定した場合、インポートされたテンプレートは、新しい作業版数として既存のテンプレートに追加されます。
false に設定した場合、インポートされたファイルによってメソッドサーバーの例外が発生し、操作が失敗します。
wt.workflow.templates.import.useTargetGroup
エクスポートしたワークフローテンプレートがグループに対する参照を含む場合、ターゲットの場所のグループ名はソースのグループ名と正確に一致する必要があります。名前が一致しない場合、インポートは失敗します。インポートが正常に行われた場合、テンプレートはターゲットコンテキスト内のグループを参照します。
ワークフローテンプレートが代わりにソースコンテキスト内のグループを参照するように指定するには、このプロパティを false に設定します。
このプロパティは、同じ Windchill システム内でインポートおよびエクスポートする場合にのみ適用されます。
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