Creo Illustrate (.c3di) ファイルの翻訳について
Creo Illustrate は、Windchill では統合モードでサポートされています。Creo Illustrate (.c3di) ファイルは、このモードで管理できます。このトピックでは、Windchill Service Information Manager の翻訳管理機能で .c3di ファイルを翻訳する方法の概要を示します。Windchill と Creo Illustrate との対話の設定およびその他の関連コンフィギュレーションについては、Creo Illustrate Installation and Configuration Guide を参照してください。翻訳済みテキストを Creo Illustrate で管理する方法については、Creo Illustrate オンラインヘルプの「マークアップの操作」を参照してください。
Windchill Service Information Manager は .c3di ファイルを直接サポートしているほか、Creo View (.pvz) ファイルと呼ばれるパブリッシング済みバージョンのグラフィックファイルを以下の形でサポートしています。
• .c3di ファイルにリンクされる部品リスト
• .c3di ファイルへの xml 参照が含まれたダイナミックドキュメント
• .pvz ファイルへの xml 参照が含まれたダイナミックドキュメント
• 単体のダイナミックドキュメントとしての .c3di ファイル
• 単体のダイナミックドキュメントとしての .pvz ファイル
.c3di ファイルのローカライズ設定を Creo Illustrate で定義するとき、イラストレーションにあるテキスト文字列を使用して *.xliff ファイルが作成されます。これらの文字列は、アノテーション、属性、イラストレーションのコールアウトや Creo Illustrate シーケンスのプロシージャのテキストコンテンツという形で定義できます。ドイツ語には de.xlf、フランス語には fr.xlf など、ターゲット言語ごとに 1 つずつ、複数のファイルを使用することもサポートされています。.xliff ファイルは、イラストレーションの .c3di ファイルに保存されます。
.c3di ファイルを Windchill にチェックインすると、.xliff ファイルは別個のダイナミックドキュメントとして作成されます。翻訳プロセスの実行中、Windchill Service Information Manager は翻訳パッケージに .xliff ファイルを含めます。ファイルの翻訳言語は、Creo Illustrate の設定ではなく Windchill Service Information Manager の翻訳プロセスによって決定されます。Creo Illustrate がイラストレーションを .pvz ビューデータファイルにパブリッシングするとき、翻訳済み .xliff ファイルは .pvz ファイルに組み入れられます。
アプリケーションのユーザーインタフェースで、「翻訳コンテンツ」テーブルの「翻訳済み-ビューデータにない」ステータスは、.c3di ファイルから生成される .xliff ファイルの翻訳ステータスの情報を示しています。