適用性を管理
「適用性を管理」メニューオプションを使用して、2 つのタイプの適用性情報を構造のコンポーネントに割り当てることができます。• 定義式 - 製品に定義されたオプションセットに基づく選択。この適用性を設定するには、「適用性を管理」ダイアログボックスで「割り当てられたアイテム定義式」および「割り当てられた親子定義式」オプションを選択します。
オプションや選択肢の詳細については、オプションと選択肢を参照してください。
• サービスエフェクティビティ - 製品コンフィギュレーションがサービス可能であることを示す、日付とシリアル番号の範囲などの情報。この適用性を設定するには、「サービスエフェクティビティを追加」ダイアログボックスで「割当」として「すべて」または「親子関係」を選択します。
Arbortext Content Delivery で使用するコンテンツを作成している場合、部品リストアイテムとその親子関係の両方ではなく、そのいずれかに適用性オプションを設定することをお勧めします。たとえば、「割り当てられたアイテム定義式」適用性が部品リストアイテムに対して設定されている場合、そのアイテムにサービスエフェクティビティを追加する際には、「割当」で「親子関係」ではなく「すべて」を使用します。
これは、デフォルトでは、論理積を使用して適用性をフィルタするように Arbortext Content Delivery が設定されていることが理由です。フィルタされた結果には、指定したすべてのサービスエフェクティビティとオプションおよび選択肢の論理積要件を満たすアイテムが含まれます。Windchill では、論理和を使用して情報がフィルタされます。フィルタされた結果には、指定したサービスエフェクティビティとオプションおよび選択肢のいずれかを満たすアイテムが含まれます。Arbortext Content Delivery は、論理積を使用することに加え、グループまたはセクションのすべてのメンバーにエフェクティビティをロールダウンします。構造をナビゲートする際には、情報エレメントにアクセスするために情報エレメントの適用性をグループまたはセクションにロールアップします。部品リストアイテムとその親子関係の両方に適用性オプションが設定されている場合、ローリングメカニズムが正しく実行されないことがあります。
ビジネス要件に基づいて、適用性オプションを使用してフィルタする際に論理和を適用するように Arbortext Content Delivery を設定できます。論理和をデフォルトの動作として設定するには、以下の操作を実行します。
コンテンツを読み込む前に、Arbortext Content Delivery で、 > > > > の順にクリックします。このコンフィギュレーション設定は部品リストと部品にのみ適用されます。
Arbortext Content Delivery でのエフェクティビティの詳細については、Arbortext Content Delivery ヘルプセンターの「Context Effectivity for Information Elements」および「コンフィギュレータのエンティティのプロパティの編集」を参照してください。
情報構造またはパブリッシング構造の複数のアイテムについて適用性を管理できます。複数選択した場合、サービスエフェクティビティ情報のみを管理できます。
選択したアイテム
このフィールドには、適用性設定が割り当てられる構造内のアイテムが一覧表示されます。このフィールドは、構造内の (同じタイプの) アイテムを複数選択し、「適用性を管理」オプションを選択した場合に有効になります。
 | サービスエフェクティビティ設定を複数のアイテムに割り当てることができます。オプションと選択肢に基づいて複数のアイテムに適用性を割り当てることはできません。 |
構造内のアイテムを複数選択している場合、「適用性を管理」ウィンドウに「複数のアイテムが選択されました」フラグが表示されます。
定義式
このフィールドでは、定義式を使用してコンポーネントに適用するオプションの選択肢を指定できます。
• 「割り当てられたアイテム定義式」- オブジェクトをグローバルに使用する場合
• 「割り当てられた親子定義式」- オブジェクトを特定のコンテキストで使用する場合
選択肢を指定するには、製品に割り当てられたオプションセットから選択するか (基本定義式)、AND、OR、NOT ステートメントを使用します (高度な定義式)。
構造コンポーネントへの選択肢の割り当ての詳細については、サービス構造オブジェクトへの選択肢の割当、部品リストへの適用性の割当、部品の親子関係への選択肢の割当、およびフォルダ内のオブジェクトへの適用性の割当を参照してください。
サービスエフェクティビティ
このフィールドでは、サービスエフェクティビティオブジェクトの作成 
、編集 
、削除 
、構造内のオブジェクトへの関連付けを行うことができます。
、編集 、削除 、構造内のオブジェクトへの関連付けを行うことができます。製品階層をサービス構造に関連付けるには 
を使用します。サービス構造への製品階層の関連付けの詳細については、サービス構造への製品階層の関連付けを参照してください。
を使用します。サービス構造への製品階層の関連付けの詳細については、サービス構造への製品階層の関連付けを参照してください。詳細については、サービスエフェクティビティの管理を参照してください。
サービスエフェクティビティは次の情報で定義できます。
フィールド | 説明 | ||
|---|---|---|---|
タイプ | サービスエフェクティビティ情報のタイプ - デフォルトの選択肢は次のとおりです。 • シリアル番号 • 日付 • シリアル番号と日付 | ||
コンテキスト | サービスエフェクティビティが関連付けられているアイテム。 フィールドにオブジェクトの詳細 (番号など) を入力するか、「アドバンスサーチ」オプションを使用して検索します。
値入力フィールドをアクティブ化するコンテキストを指定する必要があります。 | ||
シリアル番号 | 「シリアル番号」エフェクティビティの値 -使用可能なフィールドは次のとおりです。 • 「範囲」- 限定された範囲の値 開始値と終了値を「はじめ」と「終わり」フィールドに入力します。 • 「1 つの値」- 単一の値 • 「開始値オープン」- 特定のシリアル番号を上限とするすべての値 「終わり」フィールドに終了番号を入力します。 • 「終了値オープン」- 特定のシリアル番号を下限とするすべての値 「はじめ」フィールドに開始番号を入力します。 All の値を指定する場合は、このフィールドで値を選択または追加しないでください。このオプションは、「コンテキスト」フィールドでコンテキストを指定している場合に使用できます。 | ||
日付 | 「日付」エフェクティビティの値 - 使用可能なフィールドは次のとおりです。 • 「範囲」- 限定された日付範囲 開始日と終了日を「開始日」および「終了日」フィールドに入力します。 • 「1 つの値」- 単一の日付 • 「開始値オープン」- 特定の日付を上限とするすべての日付。 「終わり」フィールドに終了日を入力します。 • 「終了値オープン」- 特定の日付を下限とするすべての日付。 「はじめ」フィールドに開始日を入力します。 All の値を指定する場合は、このフィールドで値を選択または追加しないでください。このオプションは、「コンテキスト」フィールドでコンテキストを指定している場合に使用できます。 | ||
シリアル番号と日付 | 「シリアル番号」と「日付」エフェクティビティ両方の値 | ||
割当 | サービスエフェクティビティが適用されるオブジェクトの使用状況: • 「すべて」- オブジェクト (グローバル使用) • 「親子関係」- 指定したコンテキスト内で使用されるオブジェクト | ||
サマリー | 設定されたサービスエフェクティビティ情報 |
構造のコンポーネントの適用性の表示
情報構造またはパブリッシング構造で選択したオブジェクトに割り当てられている適用性を表示できます。オブジェクトの情報ページの「構造」タブに移動し、「適用性」タブを選択します。
詳細については、適用性を表示を参照してください。