参加者の詳細
参加者のアイデンティティには、以下の情報が含まれます。
以下の表で説明されている参加者名
参加者
表示される情報
組織に関係しているユーザー
フルネーム (ユーザー名: 組織名)
組織に関係していないユーザー
フルネーム (ユーザー名: サイト)
電子メールによって参加要請されたユーザー
フルネーム (電子メールアドレス)
組織コンテキストで作成されたユーザー定義グループ
グループの表示名 (組織名)
その他すべてのユーザー定義グループ
グループの表示名 (サイト)
コンテキストチームに関連付けられているシステムグループ
グループの表示名 (コンテキストタイプ - チーム名)
共有チームに関連付けられているシステムグループ
グループの表示名 (チーム名)
組織コンテキストに関連付けられているシステムグループ
グループの表示名 (組織名)
組織
組織名 (組織識別子)
アクセス情報が対象参加者に適用されるのか、対象参加者以外のすべてのユーザーに適用されるのか。「アクセス」テーブルで「定義されたすべてのアクセス」ビューを選択した場合、このテーブルに表示される参加者は、「次に適用」列 (デフォルト) に基づいてグループ化されます。たとえば、Chris Taylor にポリシーアクセス制御規則が設定されている場合、「アクセス」テーブルに Chris Taylor の行が追加され、「次に適用: 参加者」でグループ化されます。Chris Taylor を除くすべてのユーザーにポリシー規則が設定されている場合、「アクセス」テーブルに Chris Taylor の行が追加され、「次に適用: 参加者を除くすべて」でグループ化されます。
組織 (参加者が組織に関連付けられている場合)。たとえば、「組織」タブで作成したユーザー定義グループには組織が関連付けられており、それ以外の場所で作成したユーザー定義グループには組織が関連付けられていません。
ディレクトリサービスで定義されている参加者の識別名 (DN)。DN は、同じ名前の参加者が複数存在する場合に、参加者を識別するのに役立ちます。参加者がシステムグループである場合、システムグループはディレクトリサービスで定義されないので、DN 値は存在しません。
以下に表示例を示します。
ACME 組織のメンバーである、Chris Taylor という名前のユーザー
Participant Name: Chris Taylor (ctaylor: ACME)
Applies To: Participant
Organization: ACME
DN: uid=ctaylor,ou=people,dc=enterpriseldap,cn=windchill,o=acme
ACME 組織で作成されたバイク設計プロジェクトのコンサルタント役割に対応している、Consultant という名前のシステムグループ
Participant Name: Consultant (Project - Bike Design)
Applies To: Participant
Organization: ACME
ユーザー定義グループ Administrators 以外のすべてのユーザー
Participant Name: Administrators (Site)
Applies To: All except participant
Organization:
DN: cn=administrators,ou=people,dc=administrativeldap,cn=windchill,o=acme
参加者のアイデンティティのほかに、現在付与されているアクセス許可と付与されていないアクセス許可も表示されます。付与されているアクセス許可および付与されていないアクセス許可では、管理ロックによって制限されているすべてのアクセス許可が考慮されます。セキュリティラベルが有効になっている場合は、参加者がセキュリティラベルによって制限されているかどうかも示されます。セキュリティラベルによって参加者のアクセスが制限されている場合、それ以外のアクセス許可設定で許可されていても、参加者はオブジェクトを表示したり操作を実行することができなくなります。表示されているアクセス許可が参加者を除くすべてのユーザー用の場合、参加者を除くすべてのアクセスページで表されるユーザーグループは、セキュリティラベルによって常に制限されます。参加者を除くすべてのユーザーグループ内の個人ユーザーに、そのラベル値に対して制限されていない参加者のメンバーがいる場合でも同様です。
これは役に立ちましたか?