管理されたバリエーション仕様のフィルタオプション
管理されたバリエーション仕様は、最初に、名前、説明、番号などのメタデータを使用して作成されます。ここには最初は割り当てられているコンフィギュレーション可能製品構造内の選択したコンポーネントに使用されているコンフィギュレーション定義は含まれていません。完全に定義されたバリエーション仕様を作成する 1 つの方法としては、割り当てられた定義式の評価に基づいて選択を行います。このためには、「オプションフィルタを編集」ウィンドウを使用して各設計オプションの選択を行います。選択を行うと、関連づけられているオプションセットに基づいて作成された規則 (割り当てられた定義式) が評価されます。行った選択によって、選択可能なその他の設計オプションが決まります。たとえば、別のタイプを同時に選択することを禁止する除外規則が関連付けられている部品タイプを選択した場合、除外されている部品を選択しようとすると警告が表示されます。割り当てられた定義式の評価に基づいてコンフィギュレーション可能モジュールをフィルタすると、結果のコンフィギュレーションが必ず選択規則に準拠したものとなり、互換性のない部品から成る無効な構造にならないようにするのに役立ちます。
割り当てられた定義式の評価に基づいて管理されたバリエーション仕様のオプションをフィルタするには、以下の手順に従います。
1. バリエーション仕様の情報ページの「構造」タブに移動します。
2. 「オプションフィルタを編集」をクリックして「オプションフィルタを編集」ウィンドウを開きます。
* 
割り当てられた定義式の評価に基づいてコンフィギュレーション可能構造が自動的にフィルタされます。ただし、その構造が以前に手動選択に基づいて設定されていた場合、「モジュール」タブで選択されている選択肢が「割り当てられた定義式の評価に基づく」であることを確認します。
* 
「オプションフィルタを編集」操作は以下の場所からも使用できます。
バリエーション仕様の情報ページの「操作」メニュー。
製品ファミリー構造テーブル内のバリエーション仕様の右クリック操作メニュー。
Matrix Editor 内のバリエーション仕様の右クリック操作メニュー。
3. 各オプションの選択肢を選択します。
4. 「OK」をクリックします。このウィンドウが閉じ、コンフィギュレーション可能モジュールが更新されて選択肢の選択と一致する部品にフィルタされます。
* 
以下の場合には「オプションフィルタを編集」操作が非表示になります。
バリエーション仕様に割り当てられているコンフィギュレーション可能モジュールにオプションセットが割り当てられていない。
ユーザーがこの操作のための別個のライセンス資格を持っていない。
コンフィギュレーション可能モジュールがバリエーション仕様に割り当てられていない (製品ファミリーまたは製品モデルから継承されている)。
製品またはライブラリコンテキストでコンフィギュレーション可能モジュールのサポートプリファレンスが無効になっている。
これは役に立ちましたか?