グループの情報ページ
グループの情報ページは、グループに関連する情報の集積場所です。ここにはグループに関する属性情報が含まれ、「メンバー」テーブルにはグループのメンバーである参加者が表示され、「グループ」テーブルにはそのグループがメンバーとなっているグループが表示されます。
グループの情報ページには、情報アイコン をクリックするとアクセスできます。情報ページには、情報を表示したいグループを含む行が表示されているどのテーブルからでもアクセスできます。
情報ページからは、グループに対する操作を実行したり、オブジェクト属性や関連情報を表示することができます。
情報ページの使用方法については、情報ページについておよび情報ページのタブのカスタマイズを参照してください。
操作
情報ページの左上にあるメニューに、該当する操作がリスト表示されます。Windchill で使用できる一般的な操作は、一般的な操作の一覧を参照してください。これらの操作を実行できるかどうかは、グループの状態とグループに対するアクセス許可によって異なります。ステータスインジケータについては、オブジェクトのステータスを参照してください。
このオブジェクトに関連する操作は次のとおりです。
操作
説明
編集
グループを編集ウィンドウを表示して、グループの属性値を修正します。
グループを再計算
選択したグループを参加者キャッシュから除去し、Windchill の外部で管理されているユーザー定義グループのメンバーシップを更新します。詳細については、ユーザー定義グループとのチームの同期を参照してください。
キャッシュから除去
Windchill 内部の参加者キャッシュからグループを除去します。
タブ
各オブジェクトの情報ページでタブをカスタマイズし、必要な情報のみが表示されるように設定できます。詳細については、情報ページのタブのカスタマイズを参照してください。
「詳細」タブにはグループに関する情報が表示されます。
「属性」セクションには、グループ名、説明、ステータスなどのグループに関する情報が含まれています。属性の多くはグループの作成時に設定され、グループオブジェクトを編集することで修正できます。Windchill で使用できる一般的な属性は、オブジェクトの属性を参照してください。このオブジェクトに関連する属性は次のとおりです。
「メンバー」テーブルには、階層ツリー構造でそのグループのメンバーとして定義されている参加者が表示されます。Windchill 12.1.0.0 以降では、wt.properties ファイルでプロパティ wt.org.displayDisconnectedUsersForGroup を設定することによって、切断されたメンバーをテーブルに表示できます。このプロパティのデフォルト値は false に設定されています。切断されたメンバーをテーブルに表示するには、この値を true に設定する必要があります。プロパティの値の変更を反映するためにメソッドサーバーを再起動する必要はありません。以下の図に示すように、テーブルにリストされている切断されたメンバーには、追加の「一般ステータス」 が表示されます。
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「全体を表示」 または「全体を非表示」 を使用して、階層構造におけるグループのメンバーの表示/非表示を切り替えます。個々のサブグループに対して「展開」 および「折りたたみ」 を使用してそのメンバーの表示/非表示を切り替えることもできます。
以下の表は、テーブルを構成する列の一覧を示します。
説明
ステータスインジケータ
参加者のステータスを示すアイコンが表示されます。設定可能な値の詳細については、オブジェクトのステータスを参照してください。
オブジェクトタイプインジケータ
オブジェクトタイプを示すアイコンが表示されます。
名前
グループメンバーの名前を指定します。
情報を表示
「情報を表示」アイコン をクリックすると、現在のグループをメンバーとして含むグループの情報ページが表示されます。
ユーザー名
グループメンバーのユーザー名を指定します。
電子メール
ユーザーの電子メールアドレスを指定します。
ユーザーの姓を指定します。
識別名
グループメンバーを識別する名前を指定します。この名前は、グループメンバーとディレクトリの場所を表すディレクトリ属性からなります。すべての識別名は一意です。
ステータス
チームメンバーの現在のステータスを示します。設定可能な値には、「削除済み」「ディレクトリサービスから切断」「保留中」、または「レプリケーション済み」が含まれます。詳細については、参加者のステータスを参照してください。
メンバーテーブルを CSV ファイルにエクスポートするには、「CSV 形式でエクスポート」 アイコンをクリックします。そのグループのメンバーとして定義されているすべての参加者が、グループメンバー階層とともに CSV ファイルにエクスポートされます。このファイルフォーマットは、Microsoft Excel と互換性があります。
エクスポートされたファイルの「構造レベル」列には、そのグループにおける参加者の階層レベルが示されます。たとえば、「View and Print Users」という名前の組織レベルグループを作成し、「PTC 表示と印刷のみのライセンス」グループにサブグループとして追加したとします。サブグループ「View and Print Users」のメンバーとしてユーザー Dave と Tom Beth が追加された場合、「View and Print Users」グループの構造レベルは 0 として表示され、John Dave と Tom Beth の構造レベルは 1 として表示されます。サンプルの Excel シートを以下に示します。
「グループ」テーブルには、現在のグループをメンバーとして含むすべてのグループが表示されます。
以下の表は、テーブルを構成する列の一覧を示します。
説明
オブジェクトタイプインジケータ
オブジェクトタイプを示すアイコンが表示されます。
情報を表示
「情報を表示」アイコン をクリックすると、現在のグループがメンバーシップを保有するグループの情報ページが表示されます。
名前
グループの名前です。
識別名
グループを識別する名前です。この名前は、グループ名とディレクトリの場所を表すディレクトリ属性からなります。すべての識別名は一意です。
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