LDAP サーバーから Windchill データベースへのグループの移動
Windchill 12.0.1.0 以降では、新しい Windchill 展開にディレクトリサーバーはバンドルされていません。Windchill 12.0.2.0 リリースにアップグレードまたはアップデートする場合、ソースのデフォルトの LDAP のすべてのグループがデータベースに移動します。手動で作成したグループは、任意のデータベースまたは V3 準拠のディレクトリサーバーに保存できます。この場合、以前にサポートされていた Windchill Directory Server から Windchill データベースにグループを移動することもできます。「参加者管理」ユーティリティの操作 (「ディレクトリサーバーから Windchill へグループを移動」) を使用して、選択したグループを Windchill データベースに移動できます。
LDAP から Windchill データベースへのグループのマイグレーション
1. > を使用して、サイトコンテキストで「参加者管理」ユーティリティを開きます。
2. 「ビジネス管理」セクションの「参加者管理」をクリックします。
3. 「参加者管理」ページで、
をクリックして、既存の参加者オブジェクト (グループ) を
「参加者管理」テーブルに追加します。
4. 「参加者管理」テーブルに、その参加者が存在する LDAP サービスまたはデータベースを示す
「サービス」属性が表示されます。この属性値は、
「参加者を検索」ピッカーで参加者をサーチすると自動的に表示され、選択した参加者のタイプによって異なります。リストから
「サービス」属性の値を選択することで、サーチを絞り込むことができます。
「参加者管理」の詳細については、
「参加者管理」ユーティリティの使用」を参照してください。
5. 「グループ名」フィールドに値を追加して 1 つまたは複数のグループをサーチします。サーチに * を使用できます。
6. 「サーチ結果」ボックスで、移動する必要がある 1 つまたは複数のグループを選択し、
「追加」をクリックします。選択したグループが「参加者リスト」ボックスに追加されます。グループサーチの詳細については、
グループのサーチを参照してください。
7. 「OK」をクリックします。「参加者を検索」ダイアログボックスが閉じます。
8. 「参加者管理」ページで、「操作」メニューから「ディレクトリサーバーから Windchill へグループを移動」を選択します。無効な参加者をデータベースにマイグレーションしようとすると、エラーが報告されます。
以下の場合は無効になります。
◦ マイグレーションの対象としてユーザーまたは組織タイプの参加者が選択されている。
◦ 参加者がデータベースにすでに存在する。
◦ 選択したグループ選択に重複するエントリがある。
◦ WTGroup オブジェクトに対する修正アクセス許可がない。
◦ グループが切断されているか無効になっている。
◦ 選択したグループが読み取り専用のディレクトリサーバーに現在保存されている。
9. マイグレーションを続行するかどうかを確認するメッセージが表示された場合、確認ダイアログウィンドウの「OK」をクリックします。
10. グループのマイグレーションステータスを確認するには、 > の順に選択します。イベント管理の詳細については、
「「イベント管理」ユーティリティ」を参照してください。このページには、正常にマイグレーションされたグループがリストされ、移動できなかったグループの失敗の理由が表示されます。
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