急速に変化するオプションのセットからの 1 つのオプションの選択
可能なオプションのセットから 1 つのオプションを選択する必要がある場合に、可能なオプションのセットが非常に大きかったり急速に変化することがあります。たとえば、特定の環境にカスタマイズしている製品に会社のロゴや名前を追加することがあります。この場合、システムにどの会社ロゴファイルが存在しているかを常に把握することはできません。唯一わかっているのは、各製品コンフィギュレーションが必要とする会社ロゴファイルです。
このアプローチで使用される方法はバリエーション一致機能に依存しているので、適切な会社ロゴファイルを自動的に見つけて再使用できます。
急速に変化するオプションのセットから 1 つのオプションを選択するには、次の操作を行います。
1. 「タイプおよび属性の管理」ユーティリティを使用して、Company Name などの文字列属性を作成します。
2. この属性を、Windchill 内の会社ロゴファイルが含まれているすべての部品または部品ソフトタイプに割り当てます。
3. 会社のロゴが含まれている各部品について、この文字列属性に適切な値が指定されていることを確認します。たとえば、ファイル PTC_logo.jpg の Company Name 属性には値 PTC が指定されています。
4. ロゴファイルを使用する製品または製品の一部を表すコンフィギュレーション可能モジュールを作成します。
5. コンフィギュレーション可能モジュールに文字列入力パラメータを追加します (例: askName)。
この文字列パラメータに適切なプロンプト値を定義します (例: この製品の会社名を入力してください)。
このパラメータが文字列属性にマッピングされていることを確認します。たとえば、Company Name などです。
6. 会社のロゴが含まれている各部品が、製品または製品の一部を表すコンフィギュレーション可能モジュールにバリエーションとして関連付けられていることを確認します。
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バリエーションを表示するには、コンフィギュレーション可能モジュールの情報ページに移動し、新しいタブを開いて「カスタマイズ」をクリックし、「関連オブジェクト」 > 「バリエーション」の順に選択します。
製品構造にはこれらの可能なオプションは表示されませんが、ユーザーがバリエーション仕様で成果物をリクエストすると、Company Name 属性が一致するバリエーション部品が自動的に識別され、バリエーション製品構造に追加されます。
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