「コンフィギュレーション仕様を設定」でのフィルタ基準の設定について
「コンフィギュレーション仕様を設定」ダイアログボックスには「矛盾のサーチ基準」セクションがあります。「矛盾のサーチ基準」セクションは、さらに「上流の基準を指定」セクションと「下流の基準を指定」セクションに分かれています。両方のセクションで次のすべてのフィールドを設定できます。
「変更番号」 - 変更タスク番号をテキストボックスで指定します。変更の状態や割り当てられているユーザーとは関係ありません。
最初の 3 桁の数字、特殊文字、またはその組み合わせを入力すると、指定したデータに関連する結果のリストが表示されます。
変更タスク番号は片側または両側で指定できます。変更タスクの番号は同じであっても違っていても構いません。指定した変更番号に基づいて、その変更タスクに関連付けられているオブジェクトの構造がレビューされます。レビューでは、ECN コンテキストに基づいたフィルタや、変更タスク内のオブジェクトとの矛盾の検出などが行われます。
「変更通知/タスクのフィルタを適用」 - 指定した変更番号に関連付けられている部品のみをツリー構造に表示するには、このチェックボックスをオンにします。
変更番号が指定されていない場合に、 「矛盾を検出」操作を開始すると、ツリー構造で選択されているエンティティが矛盾の検出で考慮されます。
変更番号が指定されており、「変更通知/タスクのフィルタを適用」チェックボックスがオフになっている場合に、 「矛盾を検出」操作を開始したときに調整用の上流ビューの ECN コンテキストを設定します。
変更番号を指定し、「変更通知/タスクのフィルタを適用」チェックボックスをオンにした場合、指定した変更タスク番号に関連付けられている部品のみがツリー構造に表示されます。 「矛盾を検出」操作を開始すると、システムは関連付けられている部品についてのみ矛盾を検出します。
「バリエーション仕様」 - リストからバリエーション仕様を選択します。このリストに表示されるオプションは、次の値の組み合わせによって異なります。
「適用可能なバリエーション仕様のリスト」プリファレンスで設定されているバリエーション仕様
選択した部品のルート部品に関連付けられているバリエーション仕様
ルート部品に関連付けられているオプションセットのスタンドアロンバリエーション仕様。スタンドアロンバリエーション仕様の詳細については、バリエーションの作成と管理をクリックしてください。
次のユースケースでは、「バリエーション仕様」の値を決定する際に適用されるいくつかの考慮事項について説明します。
ユースケース
バリエーション仕様の値
BOM トランスフォーマで 4 つのバリエーション仕様 0001000200030004 が構造のルート部品に関連付けられています。
ルート部品に関連付けられているオプションセットのスタンドアロンバリエーション仕様は 0005 および 0006 です。
「適用可能なバリエーション仕様のリスト」プリファレンスが 0004000500060007 に設定されています
000400050006 が表示されます。
選択した部品のルート部品に関連付けられているバリエーション仕様と、ルート部品に関連付けられているオプションセットのスタンドアロンバリエーション仕様は、1 つのセットと見なされます。「適用可能なバリエーション仕様のリスト」プリファレンスで設定されているバリエーション仕様は別のセットと見なされます。この 2 つのセットで共通する値が表示されます。
BOM トランスフォーマで 4 つのバリエーション仕様 0001000200030004 が構造のルート部品に関連付けられています。
ルート部品に関連付けられているオプションセットのスタンドアロンバリエーション仕様は 0005 および 0006 です。
「適用可能なバリエーション仕様のリスト」プリファレンスが 00070008 に設定されています。
バリエーション仕様は表示されません。
BOM トランスフォーマで 4 つのバリエーション仕様 0001000200030004 が構造のルート部品に関連付けられています。
ルート部品に関連付けられているオプションセットのスタンドアロンバリエーション仕様は 0005 および 0006 です。
「適用可能なバリエーション仕様のリスト」プリファレンスで値が指定されていません。
ルート部品に関連付けられているバリエーション仕様エントリおよびスタンドアロンバリエーション仕様が表示されます。この場合、00010002000300040005、および 0006 が表示されます。
「タイプを選択」 - リストでコンフィギュレーション仕様フィルタのタイプを「最新」「プラント」、または「ベースライン」から選択します。選択に基づいて、「コンフィギュレーション仕様を設定」ダイアログボックスの表示が更新されます。「タイプを選択」リストに表示される値は、管理者が「BOM トランスフォーマ/SAPSB でプラント特有のフィルタを許可」プリファレンスで設定した値によって異なります。No に設定されている場合、「プラント」オプションはリストに表示されません。Yes に設定されている場合、3 つのオプションすべてがリストに表示されます。
* 
「タイプを選択」リストで「プラント」を選択した場合、「適用可能なビューのリスト」プリファレンスで適切な値を指定する必要があります。
「タイプを選択」で選択したオプション
「コンフィギュレーション仕様を設定」ダイアログボックスに表示されるフィールド
最新
ビュー
ビューの詳細については、ビューおよびビュー管理の操作を参照してください。
BOM タイプ
BOM タイプの詳細については、製品構造および部品表を参照してください。
代替 BOM
代替 BOM の詳細については、代替 BOMを参照してください。
ライフサイクル状態
ライフサイクル状態の詳細については、製造ライフサイクルを参照してください。
「進行中の作業を含む」 - 対応する部品の作業コピーが存在する場合にそのコピーを表示するには、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスがオフになっている場合、部品の元のコピーが表示されます。
ベースライン
「ベースライン」 - 横にあるテキストボックスにベースライン番号を入力します。
プラント
「プラント」 - 有効なプラント特有のビューを選択します。リストされているビューは、組織内の実際のプラントを表します。このリストのオプションは、「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスで指定されています。「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスの動作は、「適用可能なビューのリスト」プリファレンスで設定されている値によって異なります。ビューのリストは 2 つのプリファレンスの和集合です。「プラント特有のビューのリスト」のデフォルト値が null の場合、「適用可能なビューのリスト」プリファレンスで指定されているビューが「プラント」フィールドに表示されます。サンプルのユースケースを参考として示しながら、いくつかの考慮事項について以下に説明します。
「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスが Plant1Plant2Plant3 に設定され、「適用可能なビューのリスト」プリファレンスが DesignManufacturingPlant1 に設定されている場合は、「プラント」リストに Plant1 が表示されます。
「プラント特有のビューのリスト」が空白に設定されている場合、「プラント」リストには、「適用可能なビューのリスト」プリファレンスの値フィールドに指定されているすべてのビューが表示されます。
「適用可能なビューのリスト」が空白に設定されている場合、「プラント」リストには、「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスで指定されているすべてのビューが表示されます。
「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスで指定された値は、「適用可能なビューのリスト」で設定された値よりも優先されます。「プラント特有のビューのリスト」「適用可能なビューのリスト」の両プリファレンスに共通のビューがない場合、「プラント」リストには、「プラント特有のビューのリスト」プリファレンスで指定されているすべてのビューが表示されます。
「エフェクティビティの日付」 - エフェクティビティの日付を入力します。「フィルタを編集」ダイアログボックスでエフェクティビティがすでに指定されている場合、「コンフィギュレーション仕様を設定」ダイアログボックスにそのエフェクティビティが取り込まれます。
「プラントのライフサイクル状態」 - プラントの有効なライフサイクル状態を選択します。
「プラント割当なしで部品を含む」 - このチェックボックスをオンまたはオフにして、プラント割当のない部品をフィルタされた構造に表示するかどうかを決定します。
関連トピック
これは役に立ちましたか?