ステータスグリフの追加
オブジェクトの状態を外観から容易に識別できます。このセクションでは、デフォルトの各種ステータスグリフと、これらを特定のオブジェクトに表示する方法について説明します。
用語
このセクションでは以下の専門用語が使用されています。
コンポーネントビルダー: UI コンポーネント (UI ウィジェット) の "作成" に使用される Java クラス。これらのビルダーは、インフラストラクチャにコンポーネントの表示方法を知らせるコンポーネントのプロパティを定義します。
ステータスファミリー ID: ステータスグリフを参照するときに使用される文字列。
ソリューション
開発者は、ComponentBuilder クラスから直接、そのテーブルと情報ページにステータスグリフを含めることができます。
前提となる知識
この目的を達成するには、以下のことを理解している必要があります。
Java プログラミング
MVC ビルダーについての一般的な知識
デフォルトアイコン
グリフ名
ステータスファミリー ID
用途
一般
statusFamily_General
ロック済み
チェックアウト中
別のワークスペースにチェックアウト中
このワークスペースにチェックアウト中
新規
別のユーザーによってチェックアウト中
プロジェクトにチェックアウト済み
ワークスペースコンフィギュレーションで古いオブジェクト <詳細メッセージ>
共有
statusFamily_Share
プロジェクトで共有
PDM からの共有
PDM からチェックアウト済み
メッセージ
statusFamily_Message
システムで除外されたメッセージが存在
エラーメッセージが存在
警告メッセージが存在
情報メッセージが存在
タスク
statusFamily_Task
再割当
変更
statusFamily_Change
変更予定
反映待ち変更
新規反映待ち変更
AML/AVL
statusFamily_AML_AVL
AML なし
お気に入り
使用しない
承認
セキュリティ
statusFamily_Security
制限付き
OOTB グリフは、それに対応するステータスファミリー ID を使用して、情報ページまたはテーブルに簡単に含めることができます。これらのグリフの命名規則を以下に示します。statusFamily_<family name>
情報ページへのステータスグリフの追加
以下の抜粋は、特定のビジネスオブジェクトタイプの情報ページにステータスグリフを追加する方法を示しています。そのビジネスオブジェクトタイプのビルダーで、buildInfoConfig() メソッドをオーバーライドして、情報ページのコンポーネントにグリフコンポーネントを追加します。例:
public static InfoConfig buildInfoConfig(InfoComponentConfigFactory factory)
throws WTException {
InfoConfig infoConfig = factory.newInfoConfig();
...
PropertyConfig statusFamilySecurity = factory.newPropertyConfig ("statusFamily_Security"); statusFamilySecurity.setStatusGlyph(true);
infoConfig.addComponent(statusFamilySecurity);
...
return infoConfig;
}
テーブルへのステータスグリフの追加
以下の抜粋は、特定のビジネスオブジェクトタイプのテーブルにステータスグリフを追加する方法を示しています。そのテーブルのビルダーで、buildComponentConfig () メソッドをオーバーライドして、テーブルコンポーネントにグリフコンポーネントを追加します。例:
public ComponentConfig buildComponentConfig(ComponentParams params) throws WTException {
ComponentConfigFactory factory = getComponentConfigFactory();
TableConfig tableConfig = factory.newTableConfig();
...
ColumnConfig col1 = factory.newColumnConfig("statusFamily_Share", false);
tableConfig.addComponent(col1);
...
return tableConfig;
}
テーブルの詳細については、JSP フレームワークを使用したテーブルの構築とレンダリングを参照してください。
その他のリソース
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