カスタム部品のサポートの有効化
Creo Parametric HTML クライアントでは、wt.part.WTPart を拡張するカスタム部品のサポートを有効にすることができます。ただし、カスタム部品は Creo Parametric HTML クライアントに変更を加える前にモデル化する必要があります (Windchill オブジェクトモデルの拡張については、Windchill ヘルプセンター の特殊な管理のセクションを参照してください)。
Creo Parametric HTML クライアントでは、ダウンロード、チェックアウト、チェックイン、関連付け、関連付け解除などのほとんどの操作でカスタム部品を使用できます。ただし、部品を作成するための操作である > および「部品の自動関連付け」は、WTPart 固有です。さらに、カスタム部品のプロパティを表示すると、そのカスタム部品に追加したすべてのグローバル属性が表示されますが、新たにモデル化された情報は表示されません。
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この機能はサードパーティの CAD ツールに統合されたすべての Windchill Workgroup Manager に適用可能です。
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Creo Parametric HTML クライアントのオブジェクト選択ページでオブジェクトタイプリストに「部品」が含まれている場合に、「部品」または「すべて」を選択すると、WTPartオブジェクトとカスタム部品オブジェクトの両方がそのページの結果テーブルに表示されます。
部品の自動生成は、ワークスペースプロパティページの「部品の自動関連付け」操作によってサポートされます。ただし、このコマンドを使用する際にカスタム部品の自動生成を有効にするには、部品自動作成ツールを作成または修正する必要があります。詳細については、自動関連付けのカスタマイズを参照してください。
プロパティページの修正
カスタム部品固有のプロパティページを設定するには、プロパティページかテンプレートプロセッサ、またはその両方を作成する必要があります。この方法については、Windchill ヘルプセンター の特殊な管理のセクションを参照してください。
HTML クライアントのオブジェクト選択ページの修正
Creo Parametric HTML クライアントのオブジェクト選択ページのデフォルト実装で、カスタム部品が、単にサポートされているタイプとしてではなく WTPart のサブクラスとして認識されるようにするには、設定済みの wt.query.SearchAttributeListDelegate にカスタム部品のサポートを追加する必要があります (詳細については、HTML クライアントのオブジェクト選択ページのカスタマイズを参照してください)。
さらに、オブジェクト選択ページを使用する Creo Parametric の HTML ファイルを修正し、xconfmanager で com\ptc\windchill\cadx\propfiles\picker.properties 内のタイプリスト ID エントリを修正またはオーバーライドする必要があります。
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デフォルトで設定されるサーチ属性リスト wt.query.SearchAttributeList, では、タイプ ID が照会値と呼ばれます。詳細については、HTML クライアントのオブジェクト選択ページのカスタマイズを参照してください。
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WTPart の置換
サイトで WTParts を使用せずにカスタム部品のみを使用する場合は、次の操作を行います。
1. HTML サーチにカスタム部品のサポートを追加します。
2. picker.properties で、xconfmanager を使用して、WTPart のタイプ ID を含むタイプリストエントリを、ステップ 1 で作成したカスタム部品タイプ ID に変更します。
3. メソッドサーバーを再起動します。
WTPart とカスタム部品のサポート
サイトで WTParts とカスタム部品の両方を使用する場合は、次の操作を行います。
1. HTML サーチにカスタム部品のサポートを追加します。
2. picker.properties で、xconfmanager を使用して、WTPart のタイプ ID を含むタイプリストエントリにステップ 1 で作成したカスタム部品タイプ ID を追加します。
3. タイプリストに「All」タイプリストエントリを追加するには、設定済みのサーチ属性リストで使用されている ALL タイプ ID を持つエントリを追加します。
4. メソッドサーバーを再起動します。