カスタマイズポイント
カスタムメソッド: getInterferenceAttributeValues
パラメータ
説明
Collection<干渉検知定義情報>
WVS 干渉プロセッサによって、Creo View クライアントアダプタが生成した干渉レポートから抽出される、すべての干渉情報のコレクションが渡されます。
WTDocument
新しい干渉レポートと干渉オブジェクトが関連付けられる干渉定義への参照。
戻り値
説明
Map<干渉検知定義情報、オブジェクト []>
渡されたオリジナルの InterferenceInfo インスタンスをキーとし、オブジェクト配列の属性値を値とするマップを返します。属性値は新しく作成された干渉オブジェクトまたは既存の干渉オブジェクトで、既存の干渉オブジェクトは初期化されるか以下に設定されます。
index 0 - 干渉を割り当てる WTPrincipalReference。Null に設定すると、干渉オブジェクトが "unassigned" に設定されます。WTPrincipalReference 以外のタイプ (オブジェクトなど) に設定した場合、タスク実施者は変更されません。
index 1 - 説明を設定する文字列。Null に設定すると、干渉オブジェクトが空の説明に設定されます。文字列以外のタイプに設定した場合、説明は変更されません。
index 2 - 状態を設定する文字列。すべての状態には文字列表現が含まれます。たとえば、割当済み状態の文字列の値は、定義済みのライフサイクルテンプレートでは "wt.lifecycle.State.ASSIGNED" となります。"ASSIGNED" を返すと、割当済み状態が干渉オブジェクトに設定されます。Null または異なるオブジェクトタイプを設定すると、状態は変更されません。
index 3 = ユーザーの重要度を設定する文字列。"Null"、整数以外 (1.1)、-2,147,483,648 から 2,147,483,647 の範囲にない数値の場合、または文字列以外 (つまりオブジェクト) に設定した場合、ユーザーの重要度は変更されません。
index 4 = 名前を設定する文字列。Null、""、またはすべての空白文字列の場合、名前は変更されません。文字列以外 (つまりオブジェクト) に設定した場合も、名前は変更されません。名前には、データベースの列サイズに基づく絶対的な制限があり、それを超えるものはすべて切り捨てられます (デフォルトは 60 文字)。フックで名前のサイズを適切に処理するようにしてください。
InterferenceInfo インスタンスの値を Null に設定した場合、新規作成された干渉や既存の干渉の属性は設定または変更されません。このメソッドによって Null が返された場合、既存の干渉と新規作成された干渉のどちらの属性も設定または変更されません。
カスタムメソッド: isInterferenceEquivalent
パラメータ
説明
InterferenceInfo
WVS 干渉プロセッサによって、Creo View クライアントアダプタが生成した干渉レポートから抽出されたすべての情報を含む、1 つの InterferenceInfo インスタンスが渡されます。
LifeCycleManagedWtMarkUp
このパラメータは既存の干渉オブジェクトで、異なる干渉レポートに関連付けられています。
戻り値
説明
boolean
2 つのパラメータが同一と見なされた場合にのみ true を返します。WVS 干渉プロセッサはこの結果を使用して、どのような場合に新しい干渉オブジェクトを作成し、既存の干渉オブジェクトを新しい干渉レポートへ関連付けるかを決定します。
制限事項
干渉の属性値設定のカスタマイズでサポートされる値は、タスク実施者、説明、状態、ユーザーの重要度、名前の各属性のみです。
サンプルコード
より包括的な例については、<Windchill>/prog_examples/wvs/com/ptc/wvs にある InterferenceDetectionHooks.java を参照してください。
その他のリソース
<Windchill>\codebase\WEB-INF\conf ディレクトリ内の wvs.properties.xconf ファイル。
<Windchill>\prog_examples\wvs\com\ptc\wvs にある InterferenceDetectionHooks.java
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