取り消し線構造枠
取り消し線構造枠は操作ツールバーの下にあり、2 つの表示枠に分かれています。左側の表示枠には、取り消し線ツリー (BOM のアセンブリ) と「構造内で検索」フィールドが表示されます。「構造内で検索」の詳細については、構造内で検索を参照してください。
左側の表示枠には、取り消し線の構造を表す部品の階層がインデント付きで表示されます。構造内の取り消し線行と各子部品行は、部品のアイコン、番号、名前、バージョン、括弧で囲まれたビューによって識別されます。
構造アノテーションに基づいて、取り消し線部品構造のビジュアルインジケータが提供されます。
右側の表示枠では、「属性」「子部品」「オカレンス」「ドキュメント」などのタブに取り消し線の情報が表示されます。
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ツールバーを折りたたむことで、構造情報のスペースを広げることができます。ツールバーの右下にある、「折りたたみ」アイコン をクリックします。
構造ツリーでは、操作ツールバーで説明されているものと同じ操作を使用できます。このほかに、取り消し線の追加の右クリック操作として「置換」操作と「戻す」操作を使用できます。
操作
説明
置換
「既存で置換」 - 開いたウィンドウから、置換部品として使用する既存の部品を選択できます。
「新規で置換」 - 「新規部品」ウィンドウが開き、選択した部品の置換部品として構造に挿入する部品を作成できます。
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この操作は、除去してから挿入する操作とほぼ同じです。置換関係は作成されません。
戻す
「戻す」操作を使用して、ブランチ点に基づいて、修正、置換、または除去された部品の親子関係リンクを元の状態に戻します (リセットします)。
構造アノテーションとビジュアルインジケータ
取り消し線または子部品に対して修正を実行すると、取り消し線ツリーと親子関係テーブルには、カラーインジケータによるビジュアルマークアップが表示されます。親子関係テーブルでの変更には「変更インジケータ」のアイコンも表示されます。
BOM で修正した後の取り消し線構造ツリーと親子関係テーブルでの変更内容が以下の色によって示されます。
構造アノテーション
ビジュアルカラーインジケータ
説明
部品を編集または置換
部品属性が修正されたか、部品の親子関係が新規または既存の部品に置き換えられたことを示します。
部品を挿入
新規部品または既存の部品が挿入または置換されたことを示します。
部品を修正
黒のテキストに赤の取り消し線
部品が修正された場合の古い値を示します。
部品を除去
赤のテキストに赤の取り消し線
その部品が除去されたことを示します。
取り消し線のタブ
右側の表示枠では各タブに情報が表示され、各タブで操作を実行できます。以下のテーブルで、タブのタイプおよび表示される情報について説明します。
取り消し線のタブ
説明
属性
取り消し線と子部品に関する属性情報が表示されます。詳細については、「属性」タブを参照してください。
カラーインジケータによって修正内容が示されます。
子部品
取り消し線で使用されている部品の情報が表示されます。
部品の修正、新規部品の挿入、既存部品の挿入、選択した部品の除去、親子関係属性の編集、属性値の編集を行えます。親子関係および関連する操作の詳細については、「子部品」タブを参照してください。
カラーインジケータおよび変更インジケータアイコンによって修正内容が示されます。
オカレンス
取り消し線のアセンブリ内の各親子関係に関する情報が表示されます。
オカレンスを編集または除去できます。オカレンスおよび関連する操作の詳細については、「オカレンス」タブを参照してください。
カラーインジケータおよび変更インジケータアイコンによって修正内容が示されます。
置換部品
「代用部品」テーブルに、BOM 取り消し線で選択されている部品に定義されている既存の代用部品が表示されます。
代用部品として使用することが認められている部品を追加、除去、および編集できます。詳細については、「置換部品」タブを参照してください。
ドキュメント
構造内の部品に関連付けられているドキュメントについての情報が表示されます。ドキュメント情報は、「詳細ドキュメント」、「参照ドキュメント」、「CAD/ダイナミックドキュメント」の各セクションに表形式で表示されます。「詳細ドキュメント」および「参照ドキュメント」セクションでは、部品に関連付けられているドキュメントを確認できます。詳細については、「ドキュメント」タブを参照してください。
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