システム情報を送信する操作
以下のいずれかの操作を実行すると、Windchill によってシステム情報が収集され、送信されます。
• 「システムコンフィギュレーションコレクター」で、収集、保存、送信のオプションを使用するか、「PTC テクニカルサポートへ送信」ボタンをクリックする。「システムコンフィギュレーションコレクター」にアクセスするには、 > を選択します。
詳細については、Windchill ヘルプセンターの「システムコンフィギュレーションコレクター」のトピックを参照してください。
• Support MBean を使用する。
• wt.util.jmx.TechSuppportMain コマンドラインユーティリティを実行する。
• 以下の形式で名前が付けられているほかの MBean 操作を使用する。
sendXXXXToSupport()
XXXX は、送信する情報の種類です。
たとえば、sendHeapDumpToSupport() はヒープダンプ情報を送信します。
システムで複数のノードが設定されている場合は、それぞれのノードからシステム情報が収集されます。
デフォルトでは、これらすべての操作によって、収集したシステム情報が PTC テクニカルサポートへ送信されます。使用可能な送信オプションについては、
システム情報の送信先に関するオプションを参照してください。
以下のセクションでは、一部の操作について詳しく説明します。
Support MBean を使用してシステム情報を送信
JMX クライアントへのアクセスが可能な場合、Support MBean を使用してシステム情報を送信できます。
Support MBean を使用する場合、クラスタ全体のサーバーマネージャおよびメソッドサーバーからの MBean ダンプがサーバースタータス情報として送信されます。Support MBean を使用しない場合は、ローカルのサーバーマネージャとメソッドサーバーの MBean ダンプのみが送信されます。さらに、LogsDirViewer MBean の対象ディレクトリにあるログファイルも送信されます。デフォルトでは、Windchill logs ディレクトリおよび Apache logs ディレクトリにあるログファイルが送信されます。
JMX クライアントおよび
Windchill MBean の使用方法については、
Java Management Extensions (JMX) の使用を参照してください。
TechSupportMain コマンドを使用してシステム情報を送信
Windchill では、wt.util.jmx.TechSuppportMain コマンドラインユーティリティを使用してサーバーステータス情報を送信できます。Windchill ソリューションを実行している場合、TechSupportMain ユーティリティを使用して送信されるサーバーステータス情報には、クラスタ全体のサーバーマネージャおよびメソッドサーバーからの MBean ダンプが含まれます (各ノードにアクセス可能な場合)。それ以外の場合は、ローカルのサーバーマネージャとメソッドサーバーの MBean ダンプのみが送信されます。さらに、LogsDirViewer MBean の対象ディレクトリにあるログファイルも送信されます。デフォルトでは、Windchill logs ディレクトリおよび Apache logs ディレクトリにあるログファイルが送信されます。
Windchill ソリューションを実行していない場合、TechSupportMain ユーティリティを使用して送信されるサーバーステータス情報は、Windchill ソリューションの実行時に送信される情報の一部となります。たとえば、実行中のプロセスに関する情報や、アクティブなユーザーの数に関する情報は送信できません。さらに、ソリューションを実行していないときに、クラスタ内のすべてのノードに関する情報を送信するには、このユーティリティを各ノードから実行する必要があります。
TechSupportMain ユーティリティを実行するには、メインサーバーで windchill シェルを開くか (Windchill を実行している場合)、クラスタ内の各サーバーで windchill シェルを開いて (Windchill を実行していない場合)、以下のコマンドを入力します。
java wt.util.jmx.TechSupportMain <call_number>
<call_number> は、開いている PTC テクニカルサポートコールの番号です。