通知ロボット
通知ロボットノード
は、あらかじめコンテンツを入力しておいた電子メールメッセージを、特定の受信者に送信します。
「一般」タブ
「一般」タブで、ロボットの基本的な属性を指定できます。
• 「名前」フィールドに通知の名前を入力します。これは必須フィールドです。
• 「カテゴリ」フィールドのドロップダウンリストでオプションを選択します。
Windchill には、列挙タイプのいくつかのカテゴリが定義されています。これらのカテゴリは、wt.workflow.definer.WfTemplateCategory ファイル内で定義されています。必要に応じて、新規カテゴリをこのファイルに追加できます。
詳細については、
「列挙タイプ」セクションの列挙タイプのカスタマイズ情報を参照してください。
• 「担当の役割」フィールドのドロップダウンリストで役割を選択して、この通知の完了の責任者を指定します。エラーが発生した場合の通知先として、このフィールド内のユーザーを指定できます。
• 「説明」フィールドに、通知の概略を入力します。
「受信者」タブ
「受信者」タブで、電子メールメッセージを受け取るユーザーやユーザーグループを選択できます。ユーザー、グループ、役割、アクター、チーム、変数、電子メールのいずれかを選択できます。
• グループまたはチームを選択すると、グループの全員が電子メールメッセージを受信します。
• アクター、役割、または変数を選択すると、それらは実行時に実際のユーザーに割り当てられます。
• 電子メールを選択すると、フィールドに入力された有効な電子メールアドレスにメッセージが送信されます。
電子メール通知の受信者を選択するには、次の手順に従います。
1. 以下のいずれかをクリックして、受信者のタイプを選択します。
ユーザー
グループ
役割
アクター
チーム
「変数」
電子メール
2. 「電子メール」以外のすべての受信者タイプでは、「サービス」ドロップダウンリストでディレクトリサービスを 1 つ選択して、特定のリストのユーザーのみを表示します。
または
「すべて」を選択して、所属するサービスに関係なく、すべてのユーザー、グループ、役割、チーム、および変数を表示します。
「電子メール」受信者タイプの場合は、フィールドに「電子メールアドレス」を入力します。
◦ ワイルドカード (* または %) を使用できます。指定されたサービスが検索され、一致した結果がテーブルに表示されます。
◦ 表示されるリストは、「ワークフローテンプレート管理」ユーティリティを起動したコンテキストによって制限されます。
3. リストから選択し、「>>」をクリックして、受信者を「受信者」テーブルに割り当てます。ほかの通知受信者を追加する場合は、この処理を繰り返します。
4. テーブルへの受信者の追加が完了したら、「OK」をクリックしてリストを保存します。
「メッセージ」タブ
「メッセージ」タブで、電子メールの件名、通知テンプレートを指定し、メッセージ本文を作成できます。
「変数」ボタンをクリックして、関連付けられているオブジェクトの ID 情報などの変数を含めます。手動で変数を入力するには、中括弧を使用して {変数名} のように変数を区切ります。区切り記号がそのまま表示されるようにするには、\{{変数名}}\ のように円マークを使用します。
「テンプレート」ドロップダウンリストでは、電子メールメッセージに使用する通知テンプレートのタイプを選択できます。デフォルトで、NotificationRobot テンプレートと NotificationRobotPlain テンプレートが使用できます。
「テンプレートの件名を使用」チェックボックスをオンにして、通知の電子メールにあらかじめ指定した件名を含めます。
| 通知テンプレートは複数の種類の通知に使用できるので、「テンプレートの件名を使用」チェックボックスをオンにすると、ジェネリックな件名になります。固有の件名にする場合は、「件名」フィールドを使用して、通知の電子メールに表示される件名を指定します。 |
「添付資料」タブ
「添付資料」タブの「添付資料のプロパティ」セクションで、通知電子メールに添付するコンテンツを選択します。
• 「プライマリコンテンツ」-- ワークフローのプライマリビジネスオブジェクトのコンテンツを添付します。
• 「添付資料」-- 非 Windchill ユーザー向けにリテラル添付資料を通知に添付します。または、Windchill ユーザー向けにオブジェクトへのリンクを添付します。
• 「属性」-- ビジネスオブジェクトの特性情報を通知に添付します。
プライマリビジネスオブジェクトを電子メール添付ファイルの一部として送信する場合は、「プロセス変数を選択」オプションを選択します。