役割の割り当てプロパティが true の場合
プロパティ wt.team.re-resolveRoles が true の場合、オブジェクトが新しいフェーズに移行する際に役割の再割当が可能という点のみが異なります。ライフサイクルフェーズの役割のみが再割当されます。つまり、フェーズの役割のメンバーはクリアされ、チームテンプレートとコンテキストチームを使用して再割当されます。ライフサイクルフェーズに存在しないほかのすべての実行時チーム役割は、コンテキストチームを使用して更新のみ行われます。
プロパティが false に設定されている場合、役割の割当は最初の状態の第 1 フェーズでしか行われず、その後の状態では行われません。
1. ライフサイクル役割がチームテンプレートの既存の役割にマッピングされている場合、役割はチームテンプレートのメンバーに割り当てられます。
2. チームテンプレートにライフサイクル役割は存在しない (つまり規則 1 は適用されない) が、既存のチームテンプレート役割にライフサイクル役割がマッピングさている場合は、チームテンプレート役割で定義したようにライフサイクル役割がチームに追加され、参加者に割り当てられます。
3. ライフサイクル役割がチームテンプレートの既存の役割にマッピングされていない場合は、ライフサイクル役割参加者が割り当てられ、この役割のチームに追加されます。
例 1: 役割 A を含んでいるライフサイクルが役割 B に割り当てられています。チームには、メンバーユーザー x とともに役割 B が含まれています。チームテンプレートには、役割 A はありません。役割 A がチームに追加され、参加者としてユーザー x も追加されます。
例 2: 役割 A を含んでいるライフサイクルが役割 B に割り当てられています。チームには、メンバーユーザー x とともに役割 B が含まれています。チームテンプレートには、ユーザー y とともに役割 A が含まれています。役割 A がチームに追加され、参加者としてユーザー y も追加されます。
4. オブジェクトのコンテキストチームにこの役割が含まれている場合、コンテキストチームでこの役割を担う参加者が対象チームで該当する役割を与えられていない場合は、それらの参加者が対象チームに追加されます。
5. チームで定義されていないが、関連するワークフロープロセスで使用されるすべての役割は、ワークフロープロセスの開始時にチームに追加されます。
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