Windchill Supplier Management の基本操作
次の手順では、Windchill Supplier Management のセットアップとコンフィギュレーションの基本的な手順について概説します。製造メーカーオブジェクトとベンダーオブジェクトを構成し、各組織のビジネスポリシーに基づいて必要なアクセス許可を設定できます。このため、ユーザーが使用するアプローチは次に示す手順とは少し異なる場合があります。
Windchill Supplier Management のセットアップとコンフィギュレーションを行うには、以下の手順に従います。
1. 組織管理者は、ソーシング管理者を組織に追加します。
2. サイト管理者は、ソーシング管理者によるサプライヤ組織の作成を可能にします (ソーシング管理者による組織の作成を可能にするを参照)。サプライヤ組織を作成する権限をソーシング管理者に与えない場合は、サイト管理者がサプライヤ組織を作成する必要があります。
3. (オプション) サイト管理者は、Windchill Supplier Management で使用されるオブジェクトタイプのサブタイプを作成します。
サイト管理者は、製造メーカーまたはベンダーのタイプを表すグローバル属性を作成します。
サイト管理者は、ソーシングコンテキストを表すグローバル属性を作成します。
組織管理者は、製造メーカーのタイプ、ベンダーのタイプ、およびソーシングコンテキストの追加のサブタイプを作成します。
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サブタイプを作成すると同時に、サブタイプを一意に説明する属性を追加することもできます。
4. (オプション) サイト管理者は、グループまたはユーザーのサブタイプへのアクセスを設定します。
5. ソーシング管理者は、既存のサプライヤ組織を参照したり、新規の組織をオンザフライで作成して (権限がある場合)、サプライヤリストに製造メーカーとベンダーを追加します。別の方法として、サイト管理者は製造メーカーとベンダーを読み込むことができます。
6. ソーシング管理者はソーシングコンテキストを作成します。
7. ソーシング管理者は、ソーシング規則を作成および適用します。
8. サイト管理者は、製造メーカー部品とベンダー部品を Windchill PDMLink に読み込みます。「スプレッドシートからインポート」操作を使用して、製造メーカー部品とベンダー部品をインポートすることもできます。
9. これで、ソーシング管理者、または OEM 部品に対する「修正」アクセス許可を与えられているユーザー (製品/ライブラリのメンバー) は AML と AVL を作成できます。
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