予期しない結果
サーチが期待するオブジェクトを返さない場合は、次の変数を確認します。
変数
説明
ユーザーアクセス
アクセスを許可されているオブジェクトのみがサーチ結果に表示されます。
共有ステータス
オブジェクトが共有されていたり、PDM コンテキストからプロジェクトにチェックアウトされていたりする場合、サーチ結果には製品バージョンのみが表示されます。
選択の永続性
「タイプ」および「コンテキスト」フィールドで行った選択は次回のサーチセッションまで維持されるので、サーチを実行するたびに、適切な基準が設定されていることを確認する必要があります。
たとえば、「サーチ基準を編集」操作を使用してサーチページに戻る場合、新しいサーチを実行するかログアウトするまで、前回のサーチでの選択は維持されます。
キーワードの使用
グローバルサーチを実行するか、「キーワード」フィールドに値を入力してアドバンスサーチを実行する場合、サーチ結果は複合的な要因で変わる場合があります。詳細については、キーワードサーチの規則を参照してください。
ワイルドカードの使用
サーチでワイルドカードを使用した場合、2 つのサーチ用語の間のスペースがサーチの成否に影響することがあります。詳細については、およびを参照してください。
最新でないバージョン
デフォルトでは、各オブジェクトのバージョンまたはリビジョンの最新の作業版数に対してのみ Windchill サーチが実行されます。
「基準」の下の「作業版数」属性を使用することで、最新でない作業版数をサーチできます。詳細については、リビジョン基準および作業版数基準を使用してサーチするを参照してください。
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Windchill Index Search では各オブジェクトバージョンの最新の作業版数のみがサーチインデックス内で維持されます。サーチ結果に最新でない作業版数を含めるには、「作業版数」属性を使用します。ただし、複数の属性基準を含むキーワードサーチを実行すると、サーチ結果に予期しない結果が含まれる可能性があります。詳細については、複数の基準を使用した最新でない作業版数を参照してください。
セカンダリコンテンツ (添付資料)
Windchill Index Search を使用してキーワードサーチを実行する場合、アップロードされたファイル (Microsoft Word ドキュメントなど) のコンテンツに対してサーチが実行されます。これには、プライマリコンテンツとセカンダリコンテンツの両方が含まれます。
セカンダリコンテンツは、Windchill では添付資料と呼ばれます。添付資料は、ドキュメント、変更管理オブジェクト、ディスカッションのコメントなどのオブジェクトタイプに使用できます。
添付資料オブジェクトの明示的なサーチは実行できませんが、コンテンツはインデックシングされ、キーワードサーチに含まれます。ただし、キーワード文字列は添付資料のコンテンツに対して照合されますが、添付資料そのものは「サーチ結果」テーブルには表示されません。代わりに、添付先のオブジェクトが表示されます。
たとえば、サイトのプリファレンス設定によっては、部品オブジェクトに添付資料が含まれることがあります。そのため、Windchill でキーワードが添付ドキュメント内のテキスト文字列と一致し、サーチ結果に予期しない部品オブジェクトが含まれる可能性があります。
Windchill Index Search の制限
インデックシングを有効にしてサーチを実行する場合は、キーワードサーチは次のいずれかの理由で期待どおりに実行されない場合があります。
新規のオブジェクト - オブジェクトは、管理者によって決められたスケジュールに基づいて Windchill インデックスに追加されます。オブジェクトが非常に新しい場合は、まだ完全にインデックシングされていない場合があります。
インデックシング規則 - サイト管理者は Windchill サーチインデックスに追加するオブジェクトおよび情報を決定する規則を設定できます。
ファイルタイプ - コンテンツファイル内の情報を対象にキーワードサーチを実行する場合は、インデックシングがそのファイルタイプに対して有効化されていることを確認します。管理者に確認するか、あるいはコンテンツインデックシングでサポートされるファイルタイプを参照してください。
システムエラー - まれに、インデックシングキューが、サーチインデックスに追加するデータの処理に失敗する場合があります。
サーバーの誤動作 - Windchill Index Search エンジンでエラーが発生している場合、問題が修正されるまではキーワードサーチを使用できないことがあります。
インデックシングがインストールされ、かつ有効化されている場合、「キーワード」フィールドおよびグローバルサーチフィールドは、エラーが生じているかどうかにかかわらず、常にサーチインデックシングエンジンを使用します。言い換えれば、インデックス付きサーチが失敗しても、Windchill はキーワードを使用したデータベースサーチを実行しません。
Windchill のサーチインデックスを回避するには、アドバンスサーチを実行して、「キーワード」フィールドを空白のままにします。サーチ結果を絞るために、「タイプ」「コンテキスト」「基準」の各フィールドを使用します。
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「基準」の属性フィールドにテキストを入力してもキーワードサーチは実行されないため、この方法は、それほどフレキシブルではありません。正確なテキストを入力するか、あるいはワイルドカード文字を使用する必要があります。たとえば、"Gear Shaft" という名前の部品をサーチするため「名前」フィールドに「gear」と入力した場合、サーチは失敗します。「gear shaft」と入力するか、ワイルドカードを使用する必要があります (例: 「gear*」)。
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