データモニターについて
データモニターは保存済みレポートをスケジュールに従って実行し、指定されたしきい値を満たす場合に電子メール通知を送信します。単一の保存済みレポートに対し、目的ごとに複数のデータモニターを作成できます。
データモニターは指定された最大発生数に達するまで、指定された頻度で実行します。データモニターの実行が定義済みのしきい値を満たす場合、指定された受信者は、Windchill で実行されたレポートへのリンクを含む通知電子メールを受信します。
データモニターは定期的に実行する必要のあるレポートを自動化し、必要な人に出力を配布するのに便利です。データモニターは、特にしきい値とともに使用された場合に、警告としても利用できます。たとえば、部品の問題レポートを返す保存済みレポートがある場合、しきい値が 4 で毎日実行される保存済みレポートのデータモニターを作成できます。問題レポート 4 件というしきい値が満たされると、そのレポートは指定されたユーザーのリストに配布されるので、その情報に対処することができます。
キュー
データモニターの管理には、次の 2 つのバックグラウンドキューを使用できます。
プロセスキュー - dataMonitorProcessingQueue
スケジュールキュー - dataMonitorScheduleQueue
2 つのキューは、「サイト」 > 「ユーティリティ」からアクセスされる「キュー管理」ユーティリティで、サイト管理者によって監視されます。
データモニターが作成されると、データモニター実行のスケジュールされたインスタンスごとに、エントリがスケジュールキューに追加されます。スケジュールされたインスタンスが実行されると、エントリがプロセスキューに追加されます。スケジュールキューのステータスはデータモニター「ステータス」列に表示され、プロセスキューのステータスはデータモニター情報ページ「実行されたレポート」テーブルにある「ステータス」列に表示されます。
キューおよびキューのステータスの詳細については、キュー情報の表示を参照してください。
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