ルーティング
ほかのチームメンバーによるレビューや承認が必要なオブジェクトがある場合や、単にほかのチームメンバーにそのオブジェクトが存在することを知らせる場合は、そのオブジェクトをルーティングできます。
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ルーティングするには、オブジェクトを修正するためのアクセス権を持っている必要があります。
ルーティングするオブジェクトタイプに応じて、次のルーティングプロセスオプションのうち 1 つまたは複数を選択できます。
承認ルーティング
ルーティングされたオブジェクトのレビューおよび承認を行うチームメンバーを割り当てます。すべての承認者が承認を指示すると、そのオブジェクトは「承認済み」状態に設定されます。
通知ルーティング
チームメンバーのグループに電子メール通知を送信して、プロジェクトまたはプログラムにルーティングオブジェクトが存在することを知らせます。通知が送信されると、そのオブジェクトは「完了」状態に設定されます。
リリースルーティング
ルーティングされたオブジェクトをリリースできるように、オブジェクトを承認するチームメンバーを割り当てます。すべての承認者が承認を指示すると、Windchill でのそのオブジェクトの状態は「リリース済み」になります。
レビュールーティング
レビュー結果を収集して作業を完了できるように、ルーティングされたオブジェクトをレビューするタスクをチームメンバーに割り当てます。必要なすべてのレビュー担当者がレビュータスクを完了すると、そのオブジェクトは「完了」状態に設定されます。
2 段階承認ルーティング
ルーティングされたオブジェクトを連続した承認ルーティングで承認する 2 組のチームメンバーを割り当てます。第 1 段階のすべての承認者が承認を指示すると、そのオブジェクトは「レビュー中」状態に移行し、第 2 段階の承認ルーティングが始まります。第 2 段階のすべての承認者が承認を指示すると、そのオブジェクトは「承認済み」状態に設定されます。
パッケージ承認ルーティング
ルーティングされたパッケージをレビューおよび承認するタスクをパッケージチームメンバーに割り当てます。すべての承認者が承認を指示すると、そのオブジェクトは「承認済み」状態に設定されます。
パッケージコンテンツのルーティング
ルーティングされたパッケージにコンテンツを追加するタスクを寄稿者に割り当てます。すべての寄稿者がそのコンテンツを追加してタスクを完了すると、そのパッケージが「完了」状態に移行します。
パッケージ送信ルーティング
ルーティングされたパッケージを送信するタスクをパッケージマネージャに割り当てます。いずれかのマネージャがタスクを完了すると、送信の状態は結果に応じて「承認」または「却下」としてマークされます。
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ユーザーのサイトで追加のルーティングオプションを定義して提供できます。
Windchillでは、ルーティングタスクが割り当てられた各チームメンバーに電子メール通知が自動的に送信されます。ルートを開始したユーザーには、ルートを追跡できるタスクが割り当てられます。タスクは、「ホーム」 ページの「My タスク」テーブルに表示されます。タスクの完了の詳細については、タスクの管理を参照してください。
ルーティングされたオブジェクトを進めると、Windchill によってルーティングプロセスの詳細が取得され、現在の状態が反映されます。ルーティングされたオブジェクトの情報ページでは、ルートステータス、ルート履歴、コメント、および割当を表示できます。ルートを編集または終了することもできます。詳細については、ルーティングステータスの確認を参照してください。
次のようなルートのグラフィック表示を行うには、「ルーティング/プロセス履歴」テーブルのルーティングプロセスを右クリックし、表示される操作メニューから「プロセスモニターを開く」を選択します。
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