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アクティビティのスケジュール計算
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プロジェクト計画プロセスにリソース割当が含まれていない場合、アクティビティのスケジュールを手動で制御し、このトピックで説明するスケジュール作成の計算を無視できます。
開始予定日および終了予定日は、スケジュール作成の制約タイプによって決まります。詳細については、アクティビティの日付の制約を参照してください。
以下のそれぞれの式の挙動の例については、基本的なアクティビティの計算例を参照してください。
計画アクティビティのスケジュールは、次のフィールドを使用して計算されます。
期間
期間とは、計画目標に割り当てられた作業時間量です。
アクティビティを作成または編集する場合、「期間」フィールドまたは「終了予定日」フィールドを使用して期間を設定できます。
作業時間
アクティビティの完了に必要な時間の概算 (予定時間)。
リソースの単位
リソースの単位とは、リソースがそのアクティビティに専念できる 1 日の作業時間の割合のことです。
Resource Unit Percentage = Activity Work Hours/Daily Work Hours*100
たとえば、リソースに 50 単位を割り当てると、リソースがプロジェクトの作業に費やすことのできる実際の時間量は計画カレンダーによって異なります。
「標準」- 1 日の作業時間は 8 時間です。50 単位にすると、リソースはそのアクティビティのため 1 日に 4 時間作業できます。これは、週 5 日で 20 時間になります。
「24 時間体制」 - 1 日の作業時間は 24 時間です。50 単位にすると、リソースはそのアクティビティのため 1 日に 12 時間作業できます。これは、週 7 日で 84 時間になります。
リソースの単位をスケジュール作成メカニズムとして使用すると、独自の作業カレンダーを持つリソースを含むプロジェクトで役立ちます。リソースの単位を割合として計算することで、プロジェクトマネージャがリソースの過負荷を把握しやすくなります。リソースの単位が特定のリソースの 100% を超える場合、プロジェクトマネージャはアクティビティのスケジュールを調整する必要があると判断できます。
アクティビティの作成時に入力した情報の順番に応じて、「期間」「リソースの単位」、または「作業時間」のうちいずれかの値が自動的に計算されます。
これらのフィールドのうち 2 つのフィールドには手動で情報を入力できます。3 番目の値は次の式で計算されます。
Duration = Work/Resource Units
「作業時間」および「リソースの単位」属性の値を入力すると、「期間」属性が計算されます。
タスクの完了にかかる日数は、作業量とリソースの利用可能性に基づいて計算されます。言い換えると、必要な合計作業量を 1 日の作業量で割ることになります。
Work = Duration*Resource Units
「期間」および「リソースの単位」属性の値を入力すると、「作業時間」属性が計算されます。
タスクに費やす時間は、作業期間とリソースの利用可能性に基づいて計算されます。言い換えると、アクティビティに必要な日数に、アクティビティに費やされる 1 日の作業時間数をかけることになります。
Resource Units = Work/Duration
「期間」および「作業時間」属性の値を入力すると、「リソースの単位」属性が計算されます。
リソースがタスクに対して 1 日に費やす時間数は、リソースの抱える作業量とそれにかかる時間の長さに基づいて計算されます。言い換えると、必要な合計作業量を、リソースがその作業を完了するまでにかかる日数で割ることになります。
アクティビティを編集してスケジュール作成属性を変更する場合、アクティビティの再スケジュール方法は、制約タイプと、「タスクタイプ」および「残存作業の優先」属性によって異なります。
これらのそれぞれの式の挙動の例については、基本的なアクティビティの計算例を参照してください。
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