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計画ベースライン
計画ベースラインは特定の時点における計画のスナップショットです。
計画ベースラインには次のオブジェクトが取り込まれます。
計画
サブ計画
アクティビティ、サマリーアクティビティ、およびマイルストーン
成果物
リソース
リソース割当タスク
これらのベースラインは、管理ベースラインとは機能が異なる一意のオブジェクトです。
管理ベースライン
計画ベースライン
ベースラインには、部品、ドキュメント、CAD ドキュメントなどの一般的な Windchill ビジネスオブジェクトが含まれています。このベースラインに計画オブジェクトは取り込まれません。
計画ベースラインには計画オブジェクトと計画関連オブジェクトのみが含まれます。
ベースラインに取り込まれた情報はそのオブジェクトの特定のバージョンにリンクされます。
計画オブジェクトはバージョン管理されません。計画ベースラインには特定の時点における情報が取り込まれます。
ベースラインを作成する際に、追加するオブジェクトを選択します。既存のベースラインでは、オブジェクトを追加または除去したり、オブジェクトを別のバージョンに置き換えたりできます。
ベースラインにどの情報を取り込むかを選択する必要はありません。計画ベースラインを作成すると、その時点で存在するすべての計画オブジェクトのベースラインバージョンが自動的に作成されます。
計画ベースラインが作成された後で、そのオブジェクトのベースラインバージョンを追加、除去、変更することはできません。
管理ベースラインはダイナミックなので、広範な機能が備わっています。たとえば、ベースラインにライフサイクル状態を設定したり、ベースラインをワークスペースに追加したり、ベースラインの履歴を表示したりできます。
プロジェクトマネージャは計画ベースラインを削除してアクティブなベースラインを設定できます。これを行わない場合、計画ベースラインは読み取り専用となります。


計画ベースラインの管理
ベースラインには既成の属性が取り込まれます。計画とアクティビティの場合、ベースラインにはソフト属性も取り込まれます。
管理者は、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティを使用することで、計画ベースラインにどのソフト属性が取り込まれるのかを修正できます。
カスタム計画タイプを削除すると、並行する計画ベースラインタイプが自動的に削除されます。
カスタム計画タイプを作成後に編集した場合、計画ベースラインタイプは自動的には更新されません。
ベースライン計画タイプを手動で編集することにより、属性を追加または除去できます。ソフト属性を追加する場合は、並行するベースラインタイプを手動で編集する必要があります。
ユーザーがベースラインを作成するときに取り込まれるのは、ベースライン計画タイプで定義されている属性のみです。これは、すべての計画属性の一部でしかない可能性があります。
カスタム計画タイプの内部名を変更する場合は、対応するベースラインタイプの内部名も更新することが必要です。
カスタムタイプのベースラインバージョンがどのように作成されるかを制御するには、以下のプロパティを使用します。
com.ptc.projectmanagement.plan.baseline.autoCreate
デフォルト
false
概要
カスタム計画タイプまたはサブ計画タイプの作成時に、並行するベースラインタイプを自動的に作成します。
説明
true - カスタム計画タイプの作成時に、並行するベースラインタイプが自動的に作成されます。
false - カスタムタイプのベースラインバージョンを手動で作成する必要があります。カスタムのベースラインバージョンが存在しない場合は、デフォルトの計画ベースラインタイプが使用されます。
com.ptc.projectmanagement.plan.baseline.suffix
デフォルト
_Baselined
概要
カスタム計画タイプのベースラインタイプに使用するサフィックス。
説明
このプロパティによって、カスタム計画タイプの並行ベースライン計画タイプに使用される命名規則が決まります。プロパティの値は、カスタムタイプの内部名の末尾に付加されます。
たとえば、デフォルトでは、内部名 "EngineerPlan" でカスタム計画タイプを作成した場合、ベースラインタイプの名前は "EngineerPlan_Baselined" になります。
com.ptc.projectmanagement.plan.baseline.autoCreate プロパティが true に設定されている場合は、カスタム計画タイプを作成したとき、並行するベースラインタイプが自動的に作成されます。
com.ptc.projectmanagement.plan.baseline.autoCreate プロパティが false に設定されている場合は、カスタム計画タイプのベースラインバージョンを手動で作成できます。新規のベースラインタイプは、このプロパティで設定する命名規則に従っている必要があります。
どちらの場合も、カスタム計画タイプとカスタムベースラインタイプとの関連付けは、一方の内部名を修正して他方の内部名を更新しない場合、破棄されます。
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