「参加者管理」を使用してユーザーを削除すると、電子メールで (または Windchillワークフローによって) 管理者へ通知が送られます。管理者には、参加者が使用不可の状態であり、ユーザーのパーソナルキャビネットの除去などの手動操作を追加で実行する必要があることが通知されます。

同様に、Windchill データベースのオブジェクトが既存のディレクトリサービスエントリを参照しない、またはエントリがディレクトリサービスで除去または再配置されたという理由によって、ユーザー、ユーザー定義グループ、または組織の修復が必要であることが検出された場合、Windchill は管理者に修復が必要であると通知します。

これらの通知は、Info*Engine<Windchill>/tasks/wt/federation ディレクトリ (ここで、<Windchill> は インストールディレクトリ) にある NotifyDisabled.xml および NotifyRepair.xml という名前の Windchill タスクを呼び出すことにより、開始されます。これらのタスクをカスタマイズして、通知方法をニーズに合うように変更できます。

また、wt.properties ファイルの wt.org.principalAdministratorEmail プロパティを設定して、通知に使用する電子メールアドレスを変更することもできます。デフォルトで使用する電子メールアドレスは、管理者ユーザーの電子メールアドレス (設定されている場合) または postmaster@<サーバーホスト名> 電子メールアドレスです。ここで、<サーバーホスト名> は wt.properties ファイルの wt.rmi.server.hostname プロパティの値です。