バージョンスキームのプロパティ
前述したバージョンスキームでは、ハーバードシリーズを使用していました。
オブジェクトのバージョン管理ハーバード連続は 1 つ以上のサブ連続で構成されており、ドットで区切られた一連の値として表現されるのが一般的です (A.1、BB.1、1.A、55.A など)。
次のトピックでこれらのプロパティについて説明します。
• wt.series.MulticharacterSeries プロパティ
• wt.series.IntegerSeries プロパティ
さらに、
その他の複数文字連続には、新規バージョンスキームの作成に関するトピックもあります。
バージョンスキームで、
レガシー文字を調整することもできます。
wt.series.MulticharacterSeries プロパティ
デフォルトの複数文字シリーズは、wt.properties で以下のように定義されています。
wt.series.MulticharacterSeries.min=A
wt.series.MulticharacterSeries.max=Z
wt.series.MulticharacterSeries.delta=1
wt.series.MulticharacterSeries.length=3
これらのプロパティは、
オブジェクトバージョンの指定で説明したアルファベットの文字列 (たとえば、A、B、...、Z、AA、AB、...、AZ、AAA、AAB、...、AAZ) を指定します。これらのデフォルト値は、
xconfmanager ユーティリティを使用してプロパティを編集することで変更できます。
wt.series.IntegerSeries プロパティ
デフォルトの整数シリーズは、wt.properties で以下のように定義されています。
wt.series.IntegerSeries.min=1
wt.series.IntegerSeries.delta=1
wt.series.IntegerSeries.max=2147483647
これらのプロパティは、1 から開始して最大 2147483647 まで 1 ずつ増分する整数を指定します。これらのデフォルト値は、
xconfmanager ユーティリティを使用してプロパティを編集することで変更できます。