構造変換操作における割り当てられた定義式を適用するための持ち越しのフレームワークの設定
BOM トランスフォーマまたは SAPSB で構造変換操作を実行する際に、割り当てられた定義式を上流から下流に持ち越すようにアプリケーションを設定できます。これには、「新規下流部品」、「新規下流ブランチ」、「新規部品として貼り付け」、「新規ブランチとして貼り付け」などの操作があります。
上流から下流への定義式の持ち越し動作を制御するには、プロパティ com.ptc.windchill.associativity.copyOverExpression を使用します。このプロパティは、WT_HOME/codebase/com/ptc/core/foundation/associativity にあるファイル associativity.properties.xconf にあります。
既成では、associativity.properties.xconf ファイルには次のプロパティが存在します。
<Property name="com.ptc.windchill.associativity.copyOverExpression" multivalued="," default="ITEM,USAGE"/>
次の主なポイントについて考慮してください。
• com.ptc.windchill.associativity.copyOverExpression は多値プロパティです。タイプはコンマ区切り形式で指定できます。たとえば、ITEM と USAGE などです。
• このプロパティに値が指定されていない場合、割り当てられた定義式に関連するデータは持ち越されません。つまり、構造変換操作時にアイテム定義式、親子定義式、オカレンス定義式は持ち越されません。
• このプロパティで USAGE タイプが指定されている場合、親子定義式とオカレンス定義式が持ち越されます。