スマートコレクションについて
スマートコレクション機能を使用すると、複雑な構造をまとまりのあるチャンクまたは処理可能なチャンクに分解でき、これらから製造計画を実行できます。目的のサブアセンブリをすべて収集し、そのリストをスマートコレクションに作成できます。これにより、製品の計画フェーズのすべての関係者が、製品の小さい部品または焦点の部品について共同作業を進めることができ、複雑な構造内のどの部品も見落とさなくなります。これを利用して、特定の製品のサブシステムに関連のある、既知の製品コンフィギュレーションのサブアセンブリおよび構成部品を操作できます。
スマートコレクションの使用に関するその他の情報を以下に示します。
スマートコレクションには、BOM トランスフォーマの上流ビューおよび下流ビューから選択された 1 つ以上の構造のパスが含まれています。
部門データエディタをスマートコレクションから起動できます。
スマートコレクションを作成および編集できます。「新規スマートコレクション」および「スマートコレクションを編集」操作は、親子関係モードでのみ使用できます。
スマートコレクションの情報ページから、BOM トランスフォーマでスマートコレクションを開くことができます。
BOM トランスフォーマのテーブルビューをカスタマイズして「スマートコレクション」コラムを表示できます。このコラムには、スマートコレクションのアイデンティティと、構造内の部品に関連付けられているスマートコレクションに割り当てられている数量が表示されます。この情報は親子関係モードでのみ表示されます。管理者は、プロパティ com.ptc.windchill.associativity.accountabilityMap.validDisplayTypes を使用して、特定のタイプのスマートコレクションだけが表示されるように「スマートコレクション」コラムをカスタマイズできます。必要なスマートコレクションタイプの内部名をこのプロパティのデフォルト値として追加できます。コンマをセパレータとして使用して複数の値を入力できます。
「スマートコレクション」コラムでは、最新のコンフィギュレーション仕様が部品構造に適用されてスマートコレクションのリビジョンが表示されます。この仕様が使用できない場合、デフォルトで使用可能な最新のコンフィギュレーション仕様が使用されます。子部品のスマートコレクションは、スマートコレクションで定義されているコンテキストまたはルート部品とは関係なく解決されます。
スマートコレクションは、Windchill のグローバルサーチとアドバンスサーチでサーチできます。
Windchill のアップグレードしたバージョンで、スマートコレクションアイテムをフォルダブラウザおよびサーチ結果ページで使用できるようにするには、そのためのコンフィギュレーションが必要です。詳細については、アップグレード後のスマートコレクションの表示を参照してください。
スマートコレクションにパスフィルタを適用してから、スマートコレクションを保存できます。
スマートコレクションを改訂できます。スマートコレクションの最新リビジョンが、スマートコレクションの情報ページとフォルダブラウザページに表示されます。
スマートコレクションを改訂すると、スマートコレクションのコンテンツがスマートコレクションの以前のリビジョンから新規リビジョンにコピーされます。
スマートコレクションコンテキストでは、 「矛盾を検出」操作によって、スマートコレクションに存在する部品に関連する矛盾だけが検出されます。詳細については、スマートコレクションコンテキストでの調整についてを参照してください。
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