マイグレーションのためのシステムの準備
次のステップを実行して、再ボルト、同期化、非参照ファイルの除去、ルートフォルダを読み取り専用としてマークするなどの準備作業を行います。
1. ボルトがメインボルトである場合、ボルトの再ボルトスケジュールを実行します。
2. ボルトがレプリカボルトである場合、ボルトのコンテンツレプリケーションスケジュールをキャンセルして無効にします。
3. JConsole などの JMX クライアントを使用して、CacheVaultSynchronizer MBean sysForceSync オペレーションを実行します。
4. ボルトに対して「非参照ファイルを除去」および「コンテンツのクリーンアップ規則を定義」 > 「今すぐクリーンアップを実行」操作を実行して、有効なコンテンツだけが Azure Blob Storage にマイグレーションされるようにします。
5. ボルトマイグレーションの進行中に新規コンテンツを維持するには、新規ルートフォルダを作成して Azure Blob にマウントします。これによって、新規コンテンツは Azure Blob に送信されるようになります。詳細については、Azure Blob を使用するための Windchill ファイルボルトの設定のトピックを参照してください。
6. 次のコマンドを実行して、ボルトを Automatic Folder Creation に設定します。
windchill wt.fv.tools.FolderToRootFolderConverter
7. プロパティ wt.fv.faultTolerantVaultsAutoRestore=false を設定します。
8. ボルトコンフィギュレーションのユーザーインタフェースから、マイグレーションするファイルシステムベースのルートフォルダを READ_ONLY に設定します。これによって、ファイルシステムベースのルートフォルダのコンテンツがマイグレーションされている間にルートフォルダに新しいコンテンツがアップロードされることがなくなります。
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