オブジェクトの番号付け
このセクションでは、Windchill PDMLink と ERP システムの、さまざまなオブジェクトの番号付けの特徴と違いについて説明します。
オブジェクトの番号付けおよび属性フィールド長の違い
Windchill と SAP では、オブジェクト番号の文字の構成だけでなく、最小長と最大長も異なります。これらの違いにより、Windchill PDMLink から SAP にオブジェクトをパブリッシングするとエラーや間違った結果を生じる場合がありますこれらの違いは、Windchill ESI で処理されるオブジェクトタイプ (部品、BOM、ドキュメント、プロセス計画、シーケンス、オペレーション、加工材料、装置、変更通知) ごとに分類できます。
Windchill オブジェクトタイプ
GUI およびデータベースの最大フィールド長 (デフォルト)
GUI およびデータベースの標準フィールド長 (デフォルト)
部品
40 文字
10 文字 - すべて数値
ドキュメント
32 文字
10 文字 - すべて数値
変更通知
32 文字
5 文字 - すべて数値
プロセス計画
40 文字
8 文字
シーケンス
40 文字
6 文字
ツーリング
40 文字
18 文字
加工材料
40 文字
18 文字
オペレーション
制限なし
4 文字
管理特性
40 文字
10 文字
* 
オペレーション以外のオブジェクトタイプの場合、上の表で適用可能なフィールドは「番号」です。しかしオペレーションの場合は、「ラベル」です。
フィールド長の差異 - 補正方法の決定
これらのフィールド長に関する Windchill と SAP 間の差異は、WindchillWindchill EAI コンポーネント、または両方のシステムの組み合わせで補正することができます。デフォルトの Windchill および SAP の情報については、次のドキュメントを参照してください。
Windchill PDMLink でのフィールド長の制限方法については、Windchill Customizer's Guide の説明を参照してください。
Windchill PDMLink での自動番号付け方法については、Windchill Administrator's Guide の説明を参照してください。
上記のドキュメントには、Windchill PDMLink または ERP システムがカスタマイズされている場合に、フィールド長の差異を補正する方法が記載されています。
オブジェクトの番号付けプロパティ
Windchill PDMLink でオブジェクトの番号付けを制御するプロパティのために以下の特徴が存在しています。
自動番号付けプロパティは、「オブジェクト初期化規則アドミニストレータ」で制御します。オブジェクトタイプごとに、自動番号付けを有効または無効にする一意のプロパティがあります。以下に例を示します。
wt.enterprise.GeneratedIdentificationObject.ChangeOrderGenerator.number.format=WFN-ECN{GEN\:wt.enterprise.SequenceGenerator\
:WTCHANGEORDERID_seq\5\:0}
自動番号付けプロパティでは以下のオブジェクトを処理します。
部品
ドキュメント
CAD ドキュメント
管理ベースライン
製品コンフィギュレーション
製品
変更管理オブジェクト
プロセス計画
リソースグループ
加工材料
技能
ツーリング
シーケンス
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