SSL を使用するための TIBCO プロジェクトの設定
SSL を使用するために TIBCO プロジェクトを設定するには、次の手順を実行します。
1. Designer で TIBCO プロジェクトを開きます。
2. 「Global Variables」タブで、次の属性を更新します。
ESISAPAdapter を展開し、JMSProviderURL 属性の tcpssl に変更し、ポート番号を 7222 から 7243 に変更します。
ESIJMS を展開し、JNDIContextURL 属性のポート番号を 7222 から 7243 に変更します。
3. プロジェクトに Certificates フォルダを作成します。
「Tools」 > 「Trusted」 > 「Certificates」 > 「Import into PEM format」に移動し、<tibco_ホーム>\tibco\ems\<バージョン>\samples\certs にある証明書 server.cert.pem, server_root.cert.pem および client.cert.pem をインポートします。
4. 「Palettes」タブをクリックし、「General Resources」から「Certificates」フォルダの「Design Panel」「Identity」アクティビティを追加します。
5. 「Identity」アクティビティを設定するには、「Configuration」タブで以下を更新します。
「Type」「Identity File」として設定します。
「URL」フィールドで、サーバーファイルのファイルパスを更新します。
「Password」を更新します。
6. 「Shared Configuration」 > 「JMS」 > 「ESIMaster_JMSConnection」に移動し、「Use SSL?」を選択します。
7. 「ESIMaster_JMSConnection」ウィンドウで、「Configure SSL...」をクリックします。「SSL Configuration」ウィンドウが開きます。
「SSL Configuration」ウィンドウの「Basic」タブで、「Trusted Certificates Folder」および「Identity」のパスをそれぞれ手順 3 と 4 で作成した Certificates フォルダと identity.id ファイルに更新します。
8. 「SSL Configuration」ウィンドウの「Advanced」タブで、「Verify Host Name」および「Strong Cipher Suites Only」チェックボックスをオフにします。
9. 「ESIMaster_JMSConnection」ウィンドウに戻り、「Advanced」タブで次の属性を更新します。
「Topic Connection Factory」「SSLTopicConnectionFactory」に設定
「Queue Connection Factory」「SSLQueueConnectionFactory」に設定
10. 「Shared Configuration」 > 「AdapterJMS」 > 「AdapterJMSConnection」に移動し、手順 4 から 6 を繰り返して SSL を設定します。
11. 「SAP Adapter Configuration」 > 「ESISAPAdapterConfiguration」 > 「Adapter Services」 > 「CSAP_MAT_BOM_MAINTAINServer」に移動し、以下を行います。
「Transport Type」ボックスで、「Rendezvous」を選択します。
「Apply」をクリックして変更を保存します。
12. 「Data processing」 > 「ERP Communication」 > 「SAP」 > 「BOM」 > 「Start_CBOBOM_SAPChange_PD」に移動し、以下を行います。
CSAP_MAT_BOM_MAINTAIN BAPI を選択し、「Refresh Adapter Service」をクリックします。
SSL を使用するための TIBCO コンフィギュレーションファイルでの変更
1. <ems_ホーム>/<バージョン>/bin にある tibemsd.conf ファイルを開き、listen プロパティと値 ssl://port を追加します。たとえば、listen = ssl://7243 などです。
2. tibemsd.conf ファイルで次のパラメータを設定し、変更を保存します。
ssl_server_identity = <ems_home>/<version>/samples/certs/server.cert.pem
ssl_server_key = <ems_home>/<version>/samples/certs/server.key.pem
ssl_password = <password>
ssl_server_trusted = <ems_home>/<version>/samples/certs/client_root.cert.pem
3. <ems_ホーム>/<バージョン>/bin にある factories.conf ファイルで、SSLQueueConnectionFactorySSLTopicConnectionFactory の SSL サーバーと証明書の詳細を更新します。
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