部品の作成
以下の API 構造の表は、現在のバージョンの SAP 内で材料マスターレコードを作成するときに必要なすべての API および各 API フィールドを示します。これらの API は、呼び出される順にリストされています。
BAPI_MATERIAL_SAVEREPLICA
この API は、SAP 内ですべての材料データを作成するときに使用され、各プラントで作成される材料ごとに呼び出されます。この API は、1 回の API 呼び出しによって複数の組織で複数の材料を処理することはありません。以下の表で、この API の詳細について説明します。
* 
BAPI_MATERIAL_SAVEREPLICA はデータを英語で渡します。その他の文字は、サポートされている別の言語で表示する必要があります。
Windchill の属性名
API 構造
API フィールド
API フィールドの説明
デフォルト値
ソース
変換
number
HEAD
DATA
MATERIAL
材料
N/A
Windchill
N/A
partType
HEAD
DATA
MATL_
TYPE
材料タイプ
N/A
Windchill
相互参照
N/A
HEAD
DATA
BASIC_
VIEW
基本データの表示
X
デフォルト
N/A
N/A
HEAD
DATA
IND-SECTOR
業種
M
(機械関係のエンジニアリング)
デフォルト
N/A
N/A
HEAD
DATA
MRP_VIEW
MRP ビュー
X
デフォルト
N/A
defaultunit
CLIENT
DATA
BASE_
UOM
測定の基本単位
N/A
Windchill
相互参照
defaultunit
CLIENT
DATAX
BASE_
UOM
測定の基本単位
X
デフォルト
N/A
N/A
MATERIAL DESCRIPTION
LANGU
言語キー
TIBCO
デフォルト Lookup
N/A
MATERIAL DESCRIPTION
LANGU_
ISO
ISO 言語
EN
Windchill
N/A
name
MATERIAL DESCRIPTION
MATL_
DESC
材料テキスト
N/A
Windchill
N/A
TargetID
PLANT
DATA
PLANT
プラント
N/A
Windchill
サブ文字列
N/A
PLANT
DATA
MRP_TYPE
MRP タイプ
ND
デフォルト
N/A
org
PLANT
DATAX
PLANT
プラント
N/A
Windchill
サブ文字列
N/A
PLANT
DATAX
MRP_TYPE
MRP タイプ
X
デフォルト
N/A
Source
PLANT
DATA
PROC_TYPE
調達タイプ
N/A
Windchill
相互参照
N/A
PLANT
DATAX
PROC_TYPE
調達タイプ
X
デフォルト
N/A
N/A
PLANT
DATA
CO_PRODUCT
Co_Product インジケータ
Windchill
相互参照
N/A
PLANT
DATAX
CO_PRODUCT
Co_Product インジケータ
Windchill
相互参照
* 
次のことに注意してください。
PLANTDATA および PLANTDATAX には、同じ部品とプラントの組み合わせに対して、重複する値を含めることができません。同じ部品とプラントの組み合わせは、設計や製造など異なるビューに存在する場合があります。このため、同じ部品とプラントの組み合わせに対しては、エントリを 1 つだけ入力するようにしてください。
PRTDATA および PRTDATAX への入力は、加工材料またはカテゴリが工具のツーリングのみで行い、材料では行わないようにしてください。
MRP ビューが必要なのは、調達タイプ (Source) が作成または変更された場合のみです。
調達タイプ (Source) を作成または変更した場合は、PLANTDATA 構造の調達タイプが必要です。
調達タイプ (Source) を作成または変更した場合は、PLANTDATAX 構造の調達タイプが必要です。
CCAP_REV_LEVEL_MAINTAIN
この API は、BAPI_MATERIAL_SAVEREPLICA 機能で作成した材料の新しいリビジョンレベルを作成します。変更番号が定義されて Windchill PDMLink から送信されるとリビジョンレベルが作成されます。変更番号の変更マスターレコードは、この API を実行する前に SAP 内に存在していなければなりません。以下の表で、この API の詳細について説明します。
WC 属性名
API 構造
API フィールド
API フィールドの説明
デフォルト値
ソース
変換
Change number
HEADER
CHANGE_NO
変更番号
Windchill
N/A
N/A
HEADER
FL_COMMIT_AND_WAIT
コミットと待機のためのフラグ
X
デフォルト
N/A
Number
HEADER
MATERIAL
材料
Windchill
これは、BAPI_MATERIAL_SAVEREPLICA に使用された値と同じにする必要があります。
N/A
Version
HEADER
REV_LEVEL_NEW
REV_LEVEL_NEW
Windchill
N/A
CALO_INIT_API
この API は、部品のリビジョンレベルを作成するための CCAP_REV_LEVEL_MAINTAIN API よりも先に呼び出されます。この機能モジュールにはデータを渡す必要はありません。実行時に API に書き込まれるデフォルト値は、Windchill ESI の要件を満たしています。以下の表では、この API の実行時に自動的に渡されるデフォルト値と API の詳細について説明します。
Windchill の属性名
API 構造
API フィールド
API フィールドの説明
デフォルト値
ソース
変換
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
BAPI_TRANSACTION_COMMIT
この API は、SAP システムにトランザクションをコミットするときに使用されます。BAPI_MATERIAL_SAVEREPLICA API の実行によって生成されたリターンメッセージが成功すると、この API が実行されます。この API が実行されると、プラントデータが含まれている場合、Windchill PDMLink から送られたすべての部品データが MARA および MARC SAP データベーステーブルにコミットされます。Windchill Enterprise Systems Integration Customizer's Guide - SAP API 呼び出しの結果を Windchill ESI が解釈する方法については、SAP を参照してください。以下の表で、この API の詳細について説明します。
* 
BAPI_TRANSACTION_COMMIT 機能モジュールから渡されるデータはありませんが、無効なデータが渡されないように、モジュールを呼び出して材料をリリースする必要があります。別のデータ要件について、この API のためにほかのデータを入力することはありません。Windchill Enterprise Systems Integration Customizer's Guide - SAP の各ビジネス機能を実行するために SAP API を順番に呼び出す方法については、Windchill ESI を参照してください。
Windchill の属性名
API 構造
API フィールド
API フィールドの説明
デフォルト値
ソース
変換
N/A
HEADER
待機
待機
X
デフォルト
N/A
BAPI_TRANSACTION_ROLLBACK
この API は、SAP 配布ターゲットにトランザクションをロールバックするときに使用されます。BAPI_MATERIAL_SAVEREPLICA 機能によって生成されたリターンメッセージが成功しなかった場合、この API が実行されます。この API が実行されると、Windchill PDMLink から送られたすべての部品データはロールバックされ、プラントデータが送信された場合、部品データは MARA および MARC SAP データベーステーブルにコミットされません。Windchill Enterprise Systems Integration Customizer's Guide - SAPSAPWindchill ESI API 呼び出しの結果を SAP を参照してください。以下の表で、この API の詳細について説明します。
* 
BAPI_TRANSACTION_ROLLBACK 機能モジュールから渡されるデータはありませんが、このモジュールを呼び出す必要があります。Windchill Enterprise Systems Integration Customizer's Guide - SAP の各ビジネス機能を実行するために SAP API を順番に呼び出す方法については、Windchill ESI を参照してください。
Windchill の属性名
API 構造
API フィールド
API フィールドの説明
デフォルト値
ソース
変換
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
N/A
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