サンプルコード
InfoPageComponent の実装の例
この例は、「カスタマイズ」 > 「コンポーネントカタログ」 > 「情報ページ」の順に移動することにより、Windchill 製品で表示できます。「カスタマイズ」タブはデフォルトでは非表示になっていますが、「サイト」> 「ユーティリティ」> 「プリファレンスマネージャ」で "クライアントカスタマイズ" プリファレンスから有効にできます。
この例では、新規タイプ "Carambola" のオブジェクトの情報ページを表示しています。Carambola オブジェクトタイプは、アイコンと各種属性を持つ単純 Java クラスです。この例は以下の方法を示しています。
タブセットの作成
タブカスタマイズメニュー (タブ操作) の定義
操作ドロップダウンメニューの定義
オブジェクト名の横のステータスグリフの表示
ヘルプトピックの追加
カスタム VisualizationDelegate の作成
コモンスペース/ワークスペースの切り替えボタンと「最新へジャンプ」リンクを追加するカスタムビュー JSP の使用
情報ページに表示される 2 つのタブには、ページの生成中にサーバーでエラーが発生した場合の処理が示されます。タブ "Error Page With Generic Exception" には、JSP ページで実行された Java またはスクリプトレットコードで例外が発生した場合の例外メッセージの表示方法が示されます。タブ "404 error" には、操作で指定されている JSP ページが見つからない場合の HTTP 404 応答コードの表示方法が示されます。操作メニュー内の操作 "Action Has Invalid Onclick" は、操作コマンドサブタグの "onclick" 属性で指定されている JavaScript が無効な場合に表示されるメッセージを示します。
操作 "Action Has Complex Onclick" は、"onclick" 属性が無効な操作のもう 1 つの例です。onclick 属性に含まれている JavaScript 関数呼び出しは 1 つだけでなければなりません。この場合、onclick 属性には複数の関数呼び出しがあります。ページ表示が中止されないように、操作フレームワークによって、複数の文が 1 つの関数呼び出しにラップされます。
カスタマイズリンクから情報ページのタブに表示可能なパネルとテーブルは、属性パネル、プロパティパネル、テーブルの例など、カスタマイズタブのその他の例で作成されたものです。
この例で使用するファイル
この例で使用する操作モデル
操作モデルファイル
操作モデル名
名前: Carambola-actionModels.xml
codebase パス: codebase/config/actions
CustEx_infoPage_tabset
carambola_details
CustEx_default_myTab
CustEx_error_on_page
CustEx_error_404
CustEx_infoPage_third_level_navigation
CustEx_submodel_simpleTable
CustEx_submodel_advancedTable
CustEx_InfoPage_attributes
carambola_info_page
carambola_sub_model
この例で使用する操作
操作ファイル
操作名
名前: Carambola-actions.xml
codebase パス: codebase/config/actions
CustEx_simpleTable1
CustEx_simpleTable2
CustEx_simpleTable3
CustEx_advancedTable1
CustEx_advancedTable_custom_oid_actions
CustEx_error_on_page
CustEx_error_404
propertyPanel
attributePanel
visualizationAndAttributes
primaryAttributes
onclickIsInvalid
onclickToBeWrapped
この例で使用するファイル
ファイル
説明
Carambola.jar
ソースコード例は、<Windchill>\Windchill\srclib\wnc ディレクトリの Carambola-java.jar ファイルにあります。
これは "Carambola" オブジェクトクラスです。
CarambolaVisualizationDelegate.java
ソースコード例は、<Windchill>\Windchill\srclib\wnc ディレクトリの Carambola-java.jar ファイルにあります。
これはページ上に VisualizationComponent のコンテンツを作成する委任です。
CarambolaInfoBuilder.java
ソースコード例は、<Windchill>\Windchill\srclib\wnc ディレクトリの Carambola-java.jar ファイルにあります。
これはオブジェクトタイプ "Carambola" の情報ページビルダークラスです。
CarambolaVizAndAttrBuilder.java
ソースコード例は、<Windchill>\Windchill\srclib\wnc ディレクトリの Carambola-java.jar ファイルにあります。
これは「Visualization と属性」パネルのビルダーです。このパネルのビルダーを記述する必要はありません。"Carambola" オブジェクトタイプがタイプマネージャで公開されるタイプでないことから、この例ではそのようなビルダーが使用されています。
carambolaInfoPage.jsp
ソースコード例は、<Windchill>\Windchill\srclib\wnc ディレクトリの Carambola-java.jar ファイルにあります。
これは、切り替えボタンと「最新へジャンプ」リンクを生成する JavaScript を含むページのビュー (JSP) です。
<Windchill>\Windchill\codebase\com\ptc\carambola\carambola.service.properties.xconf
これは VisualizationDelegate サービスプロパティです。
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