変更アイテムクラス
以下の図は、Windchill の変更管理モジュールによって提供される変更クラスのモデルを示しています。
変更管理クラスのモデル
以下の図は、前の図で示した変更管理プロセスと変更アイテムクラスの関係を示しています。
変更管理プロセスおよび関連クラス
以下は、使用可能な変更管理オブジェクトの説明です。
問題提起
問題提起には、問題の徴候に関する情報が含まれます。問題提起は、提案箱と考えることができます。
変更リクエスト
変更リクエストは、ほかの変更管理オブジェクトを組織化するオブジェクトです。これは、正式なトレース可能な変更を示します。このオブジェクトは、製品データバージョン (部品、製品、製品インスタンス、ドキュメント、または CAD ドキュメント) と関連付けられます。
変更調査
変更調査は、問題の根元的な原因に関連する情報を組織化します。これは、根元的な原因が些細なものではない場合や、明白な場合に使用されます。根元的な原因を判別する調査が非常に詳細で複雑な場合、調査を論理的な作業に組織化するために分析作業が使用されます。
変更解決案
変更解決案は、問題の解決策に関連する情報を組織化します。これは、問題の解決策が些細なものではない場合や、明白な場合に使用されます。解決策を決定する調査が非常に詳細で複雑な場合、調査を論理的な作業に組織化するために分析作業が使用されます。
分析作業
分析作業は、変更調査または変更解決案と一緒に使用されます。問題の原因が複雑な場合、分析作業は変更調査の組織化に役立ちます。問題の解決策が複雑な場合、分析作業は変更解決案の組織化に役立ちます。このオブジェクトは、分析作業に関係した製品データバージョンに関連付けられます。
変更オーダー
変更オーダーは、実装のために変更解決案が選択された場合に作成されます。
変更アクティビティ
変更アクティビティは、変更オーダーの作業明細としての役割を果たします。このオブジェクトは、2 つの理由により製品データバージョンに関連付けられます。2 つの理由とは、製品データに不備があるか変更する必要があるため、または製品データバージョンが変更の結果であるためです。これを使用して、システムのユーザーは製品データの変更理由をトラックできます。
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