プロパティファイルの操作
ほとんどのプロパティファイルは xconfmanager ユーティリティを使用して操作します。その理由は、これらのツールが <Windchill>/site.xconf ファイルで設定したプロパティ値を保存するためです。それらの値は、該当する *.properties ファイルに適用されます(コメントブロックは、xconfmanager で更新された *.properties ファイルの最上部と最下部に配置されます)。PTC メンテナンス更新によって、変更したプロパティへの変更が配布されると、xconfmanager では site.xconf ファイルに保存されたプロパティ変更が PTC 更新に加えて自動的に適用されます。
多くの場合、*.xconf ファイルとその *.properties ファイルの間には、codebase/wt.properties.xconf と codebase/wt.properties のように 1 対 1 の対応関係があります。一方、対応する XCONF ファイルがない場合もあります。関連する XCONF ファイルがなくても、xconfmanager ユーティリティを使用してプロパティファイルを操作できます。
以下の codebase プロパティは、xconfmanager ユーティリティで操作しないでください。
• associationRegistry.properties
• descendentRegistry.properties
• modelRegistry.properties
• moduleRegistry.properties
• moduleDir.properties
• debug.properties
これらのプロパティには xconfmanager ユーティリティに適さないプロパティが含まれているからです。
wt.properties などのファイルに追加する必要のある新しいプロパティが多数ある場合、xconfmanager ユーティリティを使用して各プロパティを設定する代わりに、独自の XCONF 宣言ファイルの作成を検討してください。このファイルでは、wt.properties の targetFile でプロパティを宣言します。次に xconfmanager ユーティリティを使用して、このファイルを declarations.xconf ファイルにインストールします。サービスプロバイダプロパティファイルの作成例については、
カスタムサービスプロバイダプロパティファイルの追加を参照してください。