照会ビルダーのフレキシブル変更リンク
レガシー変更関連付け (wt.change2.FormalizedBy または wt.change2.AddressedBy2) を表示する既存のレポートは、関連プロセスオブジェクトまたは関連参照オブジェクト (フレキシブル変更関連付け) を表示するように変換する必要があります。
範囲/適用可能性/前提条件
この情報の範囲は、レガシー変更関連付け (wt.change2.AddressedBy2 または wt.change2.FormalizedBy) を表示するレポートを置き換える、フレキシブル変更関連付けを表示する照会ビルダーレポートを作成するための推奨事項を概説することです。
予測される結果
この情報の予測される結果は、フレキシブル変更リンクを使用してフレキシブル変更関連付けを表示するレポートテンプレートを作成する方法に関するガイダンスを提供することです。
ソリューション
新しいリンクタイプを使用して、フレキシブル変更リンクを使用する関連変更管理オブジェクトの照会ビルダーレポートテンプレートをサポートできます。
前提となる知識
このプロセスを完了するには、以下のことを理解している必要があります。
フレキシブル変更リンク
関連変更管理オブジェクト
レポートテンプレート
変更管理オブジェクト
ソリューションエレメント
エレメント
タイプ
説明
wt.change2.FlexibleChangeLink
クラス
2 つの FlexibleChangeItem オブジェクト間のフレキシブル関連付けの抽象リンク。FlexibleChangeItem オブジェクトには問題レポート、一時許可、変更リクエスト、および変更通知が含まれます。
wt.change2.ChangeProcessLink
クラス
2 つの FlexibleChangeItem オブジェクト間のフレキシブルプロセス関連付けのリンク。
wt.change2.ChangeReferenceLink
クラス
2 つの FlexibleChangeItem オブジェクト間のフレキシブル参照関連付けのリンク。
wt.change2.FormalizedBy
クラス
廃止された問題レポートまたは一時許可から変更リクエストへの関連付けリンク。
wt.change2.AddressedBy2
クラス
廃止された変更リクエストから変更通知への関連付けリンク。
手順 - フレキシブル変更関連付けを表示するためのレポートテンプレートの作成
既存のレポート
次の例は、「正式化実行者」リンクによって問題レポートに関連付けられている変更リクエストを表示する既存のレポートを示しています。
新規レポートの作成
次の手順では、前の例のレポートを置き換える新規レポートを作成します。このレポートには、変更プロセスリンクによって変更リクエストにリンクされているすべての問題レポートが表示されます。
1. 「サイト」 > 「ユーティリティ」 > 「レポート管理」の順に移動し、「新規レポートテンプレート」をクリックして、新規レポートテンプレートを作成します。「プロパティ」タブでテンプレートに名前を付けます。
2. 「テーブルおよび結合」タブを選択します。「追加」ボタンをクリックします。「変更プロセスのリンク」をサーチし、選択して、「OK」をクリックします。
3. 「追加」ボタンをもう一度クリックし、「問題レポート」を選択して、「OK」をクリックします。
4. 「追加」ボタンをもう一度クリックし、「変更リクエスト」を選択して、「OK」をクリックします。
5. 「問題レポート」ボックスの右下隅にある黄色のボックスをクリックしたままにします。「変更プロセスのリンク」ボックスにドラッグアンドドロップします。これにより、「結合を作成」ウィザードが起動されます。
6. 「役割 A オブジェクト参照」(「変更プロセスのリンク」から) を選択し、「OK」をクリックします。
7. 変更リクエストと変更プロセスリンクの間に別の結合を作成します。
8. 「役割 B オブジェクト参照」(「変更プロセスのリンク」から) を選択し、「OK」をクリックします。
9. 「選択または制約」タブに切り替えます。左上隅の近くにある「追加」ドロップダウンをクリックします。「レポート可能アイテム」を選択して、「追加する属性を選択」ポップアップを表示します。
10. レポートに表示する列を追加します。
11. 「適用」をクリックし、「レポートを表示」を選択します。
12. 「生成」ボタンをクリックします。
変更参照リンクを表示するレポート
このレポートテンプレートを作成するときには、前述の手順に従いますが、「変更プロセスのリンク」テーブルの代わりに「変更参照のリンク」テーブルを選択します。
フレキシブル変更関連付けを使用して変更プロセスリンクと変更参照リンクの両方を表示するレポート
このレポートテンプレートを作成するときには、前述の手順に従いますが、「変更プロセスのリンク」テーブルの代わりに「フレキシブル変更関連付け」テーブルを選択します。
制限事項
レガシー変更関連付けのレポートとフレキシブル変更関連付けのレポートの分離 - 照会ビルダー UI を使用してレガシー変更関連付けとフレキシブル変更関連付けの両方を表示する 1 つのレポートを作成することはサポートされていません。
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